2023年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL51523A05)
募集終了

国名
ケニア
職種コード 職種
G101 青少年活動
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/1 ・2024/2 ・2024/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

労働・社会保障省児童局

2)配属機関名(日本語)

キスム一時保護施設・更生学校

3)任地( キスム郡セメ ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 8.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

国内に5ヶ所ある政府の一時保護施設(レスキューセンター)の一つと9カ所ある更生学校(リハビリテーションスクール)の一つが併設された施設。一時保護施設はネグレクト、家庭の事情や軽度の知的障害のある子どもなど、様々なバックグラウンドを持つ女子の一時的保護を目的とし、更生学校は罪を犯した男子に対して、裁判所の判決を受けた後に、社会復帰を目的とした教育や職業訓練、ライフスキルを提供する全寮制の施設。コロナ禍において両施設ともに収容児童の数が半数以下に減少しているが、通常であれば一時保護施設は20名程度、更生学校は60名程度の児童・生徒を収容している。2009年から2011年まで更生学校で青少年活動の隊員が活動を行った。

【要請概要】

1)要請理由・背景

更生学校に収容されている生徒の教育は近隣の小学校にてケニアの教育制度に則った初等教育(英語、スワヒリ語、算数、理科、社会、体育)を行っており、一時保護施設の児童への教育は、配属先内にて教育を実施している。隊員には配属先職員や生徒が通う学校の教員との協働を通して、日本での教育現場での経験を活かした教育の質の向上を期待しており、本要請となった。特に身体運動やスポーツを通じたアクティビティの実践が期待されている。また、日中に行われている授業以外にも、隊員の趣味や特技(各種レクリエーション、工作、音楽など)を活かした課外活動も期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

隊員の経験と施設の現状、ニーズを照らし合わせ、配属先職員、近隣校の教員と共に以下の活動を行う。
1.現地の教員と共に子供に対し初等教育を行う。(近隣の小学校及び施設内)
2.身体運動や音楽等の多様なプログラムを提案し実践する。
3.施設職員だけでなく、近隣学校や地域の人材やボランティアリソースなどを活用し、地域に根差した青少年の育成を目指す。
4.隊員の趣味や特技(各種スポーツ、工作、手芸、音楽など)を活かした放課後の活動を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室、運動場、菜園スペースなど

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
施設長(男性40代)、職員(男女)、他キッチンスタッフ、清掃スタッフ、インターン、教育実習生など

活動対象者:
更生学校の男子及び一時保護施設の女子

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

スワヒリ語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)
    (教諭免許(校種・教科不問))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚と同等の経験が求められる

[汎用経験]:

 ・困難を抱える青少年との活動経験(2年以上)

 ・青少年の更生・保護、社会復帰に関する活動経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(10~25℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

配属先での活動以外にも、隊員の経験や知識を児童局が管轄する国内の施設で活かすために、定期報告書(英文)の提出や意見交換への参加、アドバイスも求められている。