2023年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL51523A07)
募集終了

国名
ケニア
職種コード 職種
G101 青少年活動
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/1 ・2024/2 ・2024/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

労働・社会保障省児童局

2)配属機関名(日本語)

ニエリ・リマンドホーム

3)任地( ニエリ郡ニエリ ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

児童局管轄のリマンドホームは、ストリートで補導・保護され係争中の子どもを、処遇が決定するまでの期間一時拘置する施設である。子どもたちの滞在期間は、上限3~6ヶ月と決まっているが、裁判所の手続きに左右されたり、身元が判明するまでに2年以上を有するなど長期間拘束される子どももいる。滞在期間中は、カウンセリングや規則正しい集団生活を通じて掃除・洗濯・まき割りなどを含む炊事等の基本的な生活スキルや協調性を学び社会復帰の準備をする。 配属先はケニア山の麓、中規模都市のニエリにある。10~17歳の子どもたちが、男女30名前後収容されている。2021-1次隊で青少年活動のJICA海外協力隊員が活動している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先は保護された子どもの一時的拘置を目的としており、収容者は学齢期であるものの、教育を受ける機会がほとんどない。児童局ではこの状況を改善しようとインフォーマル教育の導入を目指しているが、教育に係る予算および人員が慢性的に不足していること、今後の処遇に不安を覚え、精神的に不安定な子ども達を少人数の職員で365日24時間体制で見守っているため、適切な支援を提供する事が難しい。現在活動中の隊員は、ピアラーニングを取り入れたり、地域で青少年育成に取り組む有志グループと協働し、少ない資源や資金でも継続的に子どもの能力にあった支援ができるよう取り組んでいる。この活動を継続し、全国に14カ所あるリマンドホームのモデルケースとすべく、後任の要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

隊員の経験と施設の現状、ニーズを照らし合わせ、以下の活動を行う。
1.基礎学力や学習意欲の向上に向けて、ピアラーニングの実施や学業から離れていた子どもにも取り組みやすい教材を、身の回りのもので作成し、取り入れる。
2.集中力や自己表現能力の醸成を目指し、手工芸やアート、ディベートやドラマ、音楽、身体運動など隊員の得意分野を活かした活動を実践する。
3.社会復帰後のモチベーション向上や精神的な安定を目指し、地域社会で活動しているボランティア等と協働し、性教育やカウンセリング、キャリア教育の場を企画し、実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室(1室)、黒板、図書スペース、事務机、椅子、キッチンスペース

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
施設長(女性)、ソーシャルワーカー(男性2名、女性1名)、
事務員(女性2名)、調理師(3名)、守衛、運転手 計11名
活動対象者:
10~17歳の子どもたち

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

スワヒリ語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(社会福祉士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)社会科学 備考:同僚に合わせるため

[経験]:(    ) 備考:

[汎用経験]:

 ・困難を抱える青少年との活動経験(2年以上)

 ・青少年の更生・保護、社会復帰に関する活動経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(10~25℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】