要請番号(JL51523A22)
募集終了
3代目
・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
労働・社会保障省児童局
2)配属機関名(日本語)
マチャコス一時保護施設
3)任地( マチャコス郡マチャコス ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
国内に5ヶ所ある政府の一時保護施設(レスキューセンター)の一つで、8~17歳の女子を対象としている。ストリートチルドレンやネグレクトなど家庭の事情で療育できないケースや、軽度の知的障害のある女子が滞在している。衣食住の提供および初等教育を提供していおり、初等教育Grade3以上は同施設を拠点に近隣の学校へ通学または全寮制の学校へ入学する。全寮制へ入学すると、学期休みの期間は同施設で生活する。敷地内には、警察に保護・補導された子どもを裁判所の判決や身元調査が完了するまで一時拘置する施設(リマンドホーム)があり、職員は両方の施設で業務している。2011年までに青少年活動の隊員2名が活動を行った。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同施設では、3名の教員が初等教育(小学校1-2年相当)を実施している。少数の教員が全クラスを担当しているため、慢性的に人員が不足している。また年齢の異なる子どもや障害のある子どもを同じクラスで指導しているため、子どもの能力に合わせた支援方法や指導方法の導入が望まれている。午前は基礎教育、午後は主に運動や農作業が実施されており、隊員の趣味や特技(園芸、各種レクリエーション、スポーツ、工作、音楽など)を活かした放課後の活動の実施も期待されている。また、施設の特性上、子どもが外部の全寮制学校に滞在している期間は、対象となる子どもの人数も少なくなるため、同敷地内のリマンドホームの子ども(主に男子11-17歳)に対しての個別教育支援も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
隊員の経験と施設の現状、ニーズを照らし合わせ、以下の活動を行う。
1.現地の教員と共に障害のある子どもに対し初等教育を行う、または近隣のリマンドホームに収容されている子どもへ個別教育支援や身体活動、農業などのアクティビティを実施する。
2.限られた設備、職員、資材等を利用して実施可能な運動や音楽等の多様なプログラムを提案し、実践する。
3.隊員の趣味や特技(各種スポーツ、工作、音楽など)を活かした放課後の活動を行う。
4.その他、配属先運営に関わるサポートを可能な範囲で実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教室、運動場、菜園スペースなど
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:施設長(女性40代)、教員3名含む職員(男女)、他キッチンスタッフ、清掃スタッフ
活動対象者:
一時保護施設の女子(8~17歳) 40名
一時拘置施設の男子(11-17歳) 20名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚と同等の経験が求められる
[汎用経験]:
・困難を抱える青少年との活動経験
・特別支援学級での活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(10~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
配属先での活動以外にも、隊員の経験や知識を児童局が管轄する国内30の施設で活かすために、定期報告書の提出や意見交換への参加、アドバイスも求められている。