【配属機関概要】

3）任地（ ニャミラ郡ニャンシオンゴ ） JICA事務所の所在地（ ナイロビ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 車 で 約 5.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

ニャミラ郡政府農業省は、様々な政策を実施し、管轄地域農家の収入向上に取り組んでいる。農家は主要食物のメイズをはじめ、豆類、トマト、ジャガイモ等の自家消費野菜の栽培をしている。換金作物としては、お茶栽培を行っている。栽培面積は少ないがコーヒーや除虫菊栽培もおこなっている。また、乳牛飼育、鶏肉、鶏卵、養蜂も盛んである。さらに内陸ではあるが魚の養殖もおこなっている地域である。5つのサブカウンティを有しており、配属先はその一つ。また、ケニア農業省が推奨している公立学校で行われる農業クラブも活発に行われている。これまでにJICA海外協力隊の受入経験はない。

【要請概要】

1）要請理由・背景

ボラブ・サブカウンティは、主に換金作物として茶、食用作物としてメイズ、ケール、マメ科、バナナ、アボガド、サツマイモ、雑穀類を栽培している地域。主要穀物のメイズ以外に、各農家で独自に工夫を凝らして、コーヒー、バナナ、アボガド、サツマイモ等を栽培している。
若年層農民の流出を防ぐため、管轄地域小学校の農業クラブにも力を入れている。これまで地域の9校(高校1,小中学校8)で実施していたが、スタッフ不足等の理由で現在活動が滞っている。協力隊員には農業クラブでSHEPアプローチを用い、子どもたちに魅力的な農業を伝える取り組みが期待されている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

同僚と共に自身の得意分野を活かし次の活動を行う。

1.小中学校での農業クラブ運営支援および実施補佐。
2.農民グループ支援。レコードキーピング、加工品へのアドバイス、マーケティングへの助言等。
3.その他配属先に求められる業務。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務所、机、椅子

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
サブカウンティ農業オフィサー(事務所長) 男性 40代。
配属先スタッフ5名(テクニカルオフィサー等兼サブカウンティ内の各地区担当)

活動対象者:小中学校、高校の生徒、農家グループ等

【資格条件等】

[汎用経験]：

　・地域社会を対象とする活動の経験

　・営業や販促、商品開発の経験

【地域概況】

【特記事項】

SHEPアプローチ
SHEPアプローチについては、ケニア着任後に勉強する機会がある。