【配属機関概要】

3）任地（ ケリチョ郡シゴウェット ） JICA事務所の所在地（ ナイロビ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 車 で 約 6.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先は、郡政府の農業省傘下の農業事務所。管轄地域農家の収入向上を目指している。ケリチョは標高が高い山地を有し雨の多い地域である。独立前の英国植民地時代にプランテーションで茶の栽培が始められ、現在でも栽培が盛んである。また、フルーツや他の農作物の生産も盛んであるものの知名度は低く、今後地域産品として茶に並ぶブランドとして育てたい意向がある。2017年から同郡農業省でJICA海外協力隊が活動しており、現在は6つある郡(サブカウンティ)のうち、3か所で活動している。

【要請概要】

1）要請理由・背景

ソイン/シゴウェット・サブカウンティは、5年前に行政区画の見直しで誕生したサブカウンティ農業事務所。換金作物のコーヒーは農家数も多い。食用作物としてサツマイモ、トマト、バナナ、アボガド、ビートルーツ等の栽培をしている。養鶏や畜産も盛んな地域。地域には収入の少ない小規模農家も多数存在し、収入向上を目指した支援(新規換金作物の紹介、マーケティング等のアグリビジネス能力強化)が喫緊の課題である。同要請では、小規模農家の収入向上につながる野菜の選定、指導が求められる。また、可能な範囲で管轄地域小学校の農業クラブでSHEPアプローチを用い、子どもたちに魅力的な農業を伝える取り組みも期待されている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1小規模農家への野菜栽培指導。(トマト、ケール、サツマイモ、ジャガイモ等)
2.可能な範囲で果樹栽培(コーヒー、バナナ等)のアドバイスも行う。
3.協働作業を通して、同僚オフィサーへの農業技術のアドバイスを行う。
4.小学校での農業クラブ運営支援および実施補佐。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務所、机、椅子

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
サブカウンティ農業オフィサー(事務所長) 1名 50代。
配属先スタッフ4名(クロップオフィサー、アグリビジネスオフィサー等兼サブカウンティ内の各地区担当オフィサー)

活動対象者:地域のコミュニティ、農家グループ等

【資格条件等】

[参考情報]：

　・コーヒーの知識もあればなお良い

【地域概況】

【特記事項】

SHEPアプローチ
SHEPアプローチについては、ケニア着任後に勉強する機会がある。