【配属機関概要】

3）任地（ ナクル郡ナクル ） JICA事務所の所在地（ ナイロビ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 車 で 約 3.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

ナクル市は昨年ケニアで4番目に市制に移行した地方の中核都市である。ナクル市委員会は知事直下の政策執行機関であり、市制移行(シティ化:日本の政令指定都市のイメージ)に向けた開発計画の策定・実行を担っている。2021/2022事業年度の年間予算は約8億9千万ケニアシリング(約7百万米ドル)である。これまでにJICA海外協力隊の受入経験はない。

【要請概要】

1）要請理由・背景

ナクル市は、昨年の市制移行を受け、より高い行政サービスの提供が求められている。今後の市の発展の基盤となる都市部の再開発を検討しており、タスクチーム(ナクル市委員会)が設置された。そのタスクチームをGIS業務担当としてサポートするJICA海外協力隊員の派遣が要請された。既にGISラボは設置されており、上司・同僚と共にGISデータの維持・管理に従事し、関連データの提供を通じて都市開発計画案策定に貢献することが求められている。ナクル市の防災救助センターが主な勤務場所になる。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先同僚と共に次の活動を行う。
1.GISデータの収集・活用並びデータベースの更新作業。
2.都市開発計画案策定のための統計データ編集。
3.GISシステムハードウェア、ソフトウェア及びその周辺機器の維持管理。
4.GISに関する各種レポートの作成・提出。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

ArcMap, QGIS,Google Earth Pro,Archicad,Global Mapper, TCX Convertor,Open Street Map (OSM) platform

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
取締役会副議長兼都市計画・インフラ委員(男性、40代)
ナクル市秘書課長兼災害管理救助課長(男性、40代)
活動対象者:
インターン生10名程度

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

同配属先から他職種(環境行政)での隊員派遣要請が出されている。