2025年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL51525A03)

国名
ケニア
職種コード 職種
D235 自動車整備
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
5代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/3 ・2026/1 ・2026/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

観光・野生生物省

2)配属機関名(日本語)

ケニア野生生物公社(KWS)ナクル湖国立公園

3)任地( ナクル郡ナクル ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ケニア野生生物公社は野生生物保護及び保護区の管理・運営にあたる政府系機関。全国50箇所以上の国立公園・保護区を有し、密猟者の取り締まり、保護区の警備、野生生物と住民間のトラブル対応、住民に対する環境保全教育などにあたっている。JICAとは技術協力プロジェクト「野生生物保全教育強化プロジェクト」(2005年2月-2008年2月)を実施するなど、長い協力実績がある。直近では2023年10月より自動車整備の隊員が活動している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先の自動車整備部門は、ナクル湖国立公園を含むリフトバレー保護区にある全ての国立公園の車両の整備を行っており、2006年に隊員(自動車整備)が派遣され、修理技術の向上、修理環境の整備等を行っていた。しかし、その後自然現象による湖水面の上昇により、ナクル湖湖畔にあった整備場、事務所、倉庫等は水没し、国立公園に隣接する高台に移転を余儀なくされた。移転後の自動車整備施設は十分なスペースが無く、機材、部品等は移転当時から適切に管理されていない状況であり、また、自動車整備士は一旦配属されると新しい技術を学ぶ機会がほとんどなかったが、2023年10月から活動している隊員が環境改善に整備士の技術力向上に貢献しており、後任を要請することになった。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

自身も一人の整備士として活動しつつ、同僚の自動車整備士と相談しながら、以下の活動を行う。
1.OJTによる自動車整備技術のスキルアップ(ほとんどの車両がジーゼルエンジン)
2.整理整頓・労働安全・危機予知に向けた、5Sの導入、実践による自動車整備場、倉庫等の環境整備
3.可能な範囲で、ナクル内の他のKWS整備工場への巡回指導

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

基本的な工具一式、コンプレッサー、エアライン等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:自動車整備部門長(男性、1名)、監督官(男性、1名)、自動車整備士(男性、4名)、電装担当者(男性、2名)、重機担当者(男性、2名)、事務員(女性、1名)

活動対象者:配属先同僚

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

スワヒリ語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士以上)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:修理の実務を指導するため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(10~25℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

対象となる自動車はほとんどがジーゼルエンジン、2000年から2007年式トヨタラウンドクルーザー等。