要請番号(JL51525A10)
募集終了


2代目
・2025/3 ・2026/1 ・2026/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ンジウ高等学校
3)任地( マクエニ郡ンジウ ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は2003年に開校した男女共学の公立高等学校(2025年より3年制、日本の高校1~3年生相当)で、生徒は13~19歳、全校生徒数約300名、教員数は約15名。1日9コマ、1コマ40分で時間割が組まれている。寄宿生はおらず、全員通学している。土地のほとんどが半乾燥地であるマクエニ郡は、雨季には収入源となる農作物も乾季にはほとんど育たず、ケニア国内においても裕福な地域ではなく、障害があると思われる生徒も含め、幅広く受けている。同校の高等教育修了国家試験(KCSE)の結果は、郡内の中等学校では中下位を推移している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
現在の校長は2023年に着任し、生徒の成績向上、教員の指導力・業務改善を目指し学校運営を行っている。しかしながら、数学に関してはKCSEの得点率が20%以下の生徒が大多数を占めており、全ての科目の中で最も成績が低い。校長は成績向上のためには基礎知識の定着と、数学に対する苦手意識の克服が必須であると考えている。2025年1月まで派遣された初代隊員は、教員不足の中、一教員として上記の点を踏まえた生徒主体で分かりやすい授業を実施し、生徒と同僚から信頼を得た。また、授業時間外に教育学や特別支援教育の知識を同僚に共有し、生徒に野球を教えるなど精力的な活動を行った。配属先は引き続き隊員を受け入れることで、生徒たちの成績と、教員の指導力向上に貢献してほしいとの思いから後任の要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
校長、教員と相談の上、以下の活動を行う。
1.一人の教員として、1、2年生(日本の高校1、2年生に相当)の数学の授業を担当する。
2.数学クラブ等の運営を通して、数学に対する苦手意識の克服を図る。
3.生徒の学力・意欲の向上、教員の指導力の向上につながると思われる活動を配属先に提案し、実践する。
4.可能な範囲において、隊員の趣味や特技を活用し、授業後の課外活動(音楽、美術、手工芸等)を指導する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教室、ホワイトボート、マーカー、教科書、職員室の事務机、椅子
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
校長(50代 男性)、教員約15名(うち数学教員は3人)
事務員やキッチンスタッフが若干名(教員は学士、20~50代)
活動対象者:
1-3年生の男女、約150名(13~16歳が中心)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(数学))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚の学歴に合わせるため
[経験]:(指導経験)3年以上 備考:授業を行うため
[汎用経験]:
・特別支援学級での活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)