要請番号(JL51525B12)
募集終了
| ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ジョモケニヤッタ農工大学(JKUAT)メディア技術・応用コミュケーション学科
3)任地( キアンブ郡ジュジャ ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は農業技術者を養成し、将来国を担う人材を輩出することを目的として1981年に設立、1994年に国立の総合大学となり現在に至っている。設立当初の農・工学部に加え、保健医療科学等、全20の学科を設置し、学生総数は約40,000 名、教職員数は約2,500名である。ケニア政府が掲げるKenya Vision 2030や第四期中期開発計画等に貢献すべく、教育・研究活動を積極的に行っている。JICAは同大学の設立前から関わっており、現在、3名の専門家(アフリカ型イノベーション振興・JKUAT/PAU/AUネットワークプロジェクト)が2025 年11月まで活動、2025年12月からは日本・アフリカ研究ネットワーク構築プロジェクトが4ヵ年の計画で開始予定である。また、同大学には1名の隊員(土壌肥料)が2025年7月まで活動した。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ケニアには約1,800名の日本語学習者がいる(2023年度・国際交流基金調査)とされており、サブサハラ・アフリカでは学習者数の上位国である。2001年に「ケニア日本語教師会」が設立、2006年にサブサハラ・アフリカでは初の日本語能力試験が実施され、以降、毎年受験できるようになっている。JKUATでは、日本語クラスが開講され、日本語教師の隊員が派遣されていたこともあるが、現在は第二外国語として単位認定されない日本語コースを、ケニア人講師が他学科の講義と兼務し運営している状況である。大学としては、日本語や日本の文化・社会などの理解促進と共に、日本への留学や日系企業への就職を後押しするべく、日本語コースの運営強化を望んでおり、隊員を要請するに至った。大学におけるコース設計や運営以外にも、ケニア人教師会への教授方法の助言や、他機関と連携した公開講座等も含め、隊員への期待は大きい。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
隊員は配属先関係者と相談しながら以下の活動を行う。
1.JKUATでの日本語コース(単位認定無)の運営
2.JKUATでの日本語コース(単位認定有)設立に向けての活動(カリキュラムの制定、単位認定・採点方法の確立、ケニア人教師育成等)
3.JKUATでの日本語弁論大会開催に向けて、ケニア日本語教師会や他大学に派遣されている日本人教師と連携した活動
4.可能な範囲で、近隣の小中学校等での日本語クラブ・日系企業に勤めるケニア人・職業訓練等への日本語授業の提供(オンライン及び対面)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
実験室および機材、パソコン、プリンター、コピー機など
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先関係者:学部長(50代男性)、講師(40代女性)
活動対象者:学生15-20名
コース開講時は、レベル別2コース(1コースは1クラス2時間の週2回)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:学生に講義するため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:コースの運営・設立を行うため
[参考情報]:
・日本語コース設立の経験があると望ましい。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(10~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
