要請番号(JL51525B19)
募集終了

3代目
・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
マチャコスレベル5病院
3)任地( マチャコス郡マチャコス ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1920年に設立された、救急外来を他郡からも受け入れている基幹病院である。救急外来、一般外来、一般病床(女性/男性)、産科病棟、小児病棟、手術室、リハビリ室、放射線等18部門。入院施設は500床、約700名のスタッフが勤務している。キューバ国からの支援で医師が継続的に派遣されている。また、2014年8月から2年間JICA海外協力隊(看護師)を受入、現在(2025年7月)においては病院運営管理として1名が5S-KAIZEN活動を行っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同病院は2013年より各部署より選出された品質改善チーム(QIT)で5S-KAIZEN活動を実施し、各部署に業務改善チーム(WIT)のメンバーが任命されていた。また過去の隊員(2014年~)の活動によりほとんどの部署で物品のラベリング、棚の設置などは完了していた。その後も整理、整頓、清潔活動を実施し継続されていた。しかしながら、2020年COVID-19パンデミックやメンバーの異動等によりQITは存在するものの活動が一時休止した。その後2024年前半に現在の隊員が赴任し、停滞していた5S‐KAIZEN活動が再開・定着がなされ、高い評価を得ている。5S-KAIZEN活動による効率化された環境の更なる定着を目的とし、後任隊員の要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
隊員は以下の活動に取り組む。
1.病院内の各部署の環境を把握し、課題に応じた改善案を提案・実践する。
2.上記活動のモニタリング及び評価、必要に応じてさらなる改善を行う。
3.上記活動により作業効率が向上した事例を共有し、KAIZENの有効性の認識を定着させる。
4.病院内における5S‐KAIZENに必要な必要物資の調達システムを確立する。
5.5S-KAIZENの成功事例を病院内の各部署に普及し、それらが定着するための支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務机、椅子
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先職員:
・病院長
・病院スタッフ ( 医者、看護師 、インターン医師 )
活動対象者:病院内カイゼン活動担当者、患者
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:助言が必要なため
[参考情報]:
・在庫管理等の知識があれば良い
・他業種でも運営管理の経験があれば良い
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
Quality Improvement Team(QIT):品質改善チームは、5S-KAIZEN活動のための計画を中心になって行うチーム。
Work Improvement Team(WIT):業務改善チームはQITメンバーがリーダーになり部署レベル、診療所等で日々の業務で活動を行うためのチーム。