要請番号(JL51525B20)
募集終了

3代目
・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
カプカテット・サブカウンティ病院
3)任地( ケリチョ郡カプカテット ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、救急外来、一般外来、HIV/AIDS専門外来、一般病棟(女性/男性)、産科病棟、小児病棟、手術室、リハビリ室、 放射線室から構成されている、ケニア国の地方の中では比較的設備が整っている病院である。アメリカの援助で外来病棟、およびドイツの援助で産科と新生児の病棟が建設された。同郡で唯一の使用可能なCTスキャンの設備が整っており、入院施設は323床、スタッフは約400名が勤務している。病院に隣接して看護学校があり、看護実習生が同病院で実習を行っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
カプカテット・サブカウンティ病院では、2018年8月に品質改善チーム(QIT)を立ち上げたが、病院内での具体的な5S-KAIZEN活動の実施には至っていなかった。この状況に変化をもたらし、具体的な職場作業環境の改善を行うために、JICA海外協力隊の派遣が開始され、現在も2023年に派遣された隊員が5S-KAIZEN活動を実施し、各部署で物品のラベリング、棚の設置などの作業現場環境の改善を行っている。左記の隊員の任期が2025年10月で満了予定であるが、配属先は今後も上記活動を含む職場環境の適正・効率化を図り、それらをさらに定着させるため、今回の後任の要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
隊員は配属先に所属し、以下の活動に取り組む。
1. 病院内の各部署の職場環境・状況を把握し、5S-KAIZEN活動として、課題に応じた改善策を提示・実践する。
2. 上記で具体的に実践し定着した事例を他の部署に紹介し、実施・定着させる。
3. 病院の経営陣に上記の状況を報告し、改善活動に必用な物品がどの部署からも調達可能にする仕組みを作る。
4. 定期的な院内巡回で活動のモニタリング及び評価を行い、さらなる改善活動を図る。
5. 可能であれば管轄下の病院、診療所を訪問し、上記と同様の活動を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務机、椅子
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先職員:
・看護部長
・病院スタッフ(医者、看護師 、インターン医師含む)
活動対象者:
・QITメンバー約15名(調査時点)
・管轄下の病院、診療所、ヘルスセンターの職員との関わりもあり
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:助言が必要なため
[参考情報]:
・在庫管理等の知識があれば良い
・他業種でも運営管理の経験があれば良い
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
Quality Improvement Team(QIT):品質改善チームは、5S-KAIZEN活動のための計画を中心になって行うチーム。
Work Improvement Team(WIT):業務改善チームはQITメンバーがリーダーになり部署レベル、診療所等で日々の業務で活動を行うためのチーム。