要請番号（JL52422A16）
募集終了
| ・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 |
【配属機関概要】
1）受入省庁名（日本語）
保健省
2）配属機関名（日本語）
サリマ県病院
3）任地（ サリマ県サリマ ） JICA事務所の所在地（ リロングウェ ）
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 1.5 時間 ）
4）配属機関の規模・事業内容
配属先である公立県病院は、首都リロングウェから西に約95㎞、人口約52万人を有するサリマ県に位置する総合病院である。同時に県の保健行政も担当し、管轄する21のヘルスセンター(診療所)とともに同県の地域住民へ保健・医療サービスを提供している。1989年開院。病床数は約240床、常勤医師数5名。年間予算約4,200万円。住民への診療、投薬は無料。UNICEFやUNFPAといった国際機関や、World Vision、Red Cross MalawiといったNGOなど40近くの各国ドナーとともに、同県の保健・医療体制の強化に努めている。
【要請概要】
1）要請理由・背景
マラウイの医療機関における医療従事者の空席率は、地域によって異なるが約30～50%と慢性的な人材不足が課題となっている。配属先病院では、週1回の緩和ケア外来および糖尿病や高血圧などの非感染性疾患(NCDs: Non-Communicable Diseases)のための外来が開設されているが、一般病棟配属の看護師が兼任しているため、当該分野に特化した専門的な知識や技術を用いた質の高い医療サービスの提供ができる隊員の要請に至った。また、同外来の休診日には、院内を巡回し5S-KAIZEN-TQM(整理・整頓を通じた医療サービスの向上)の導入・普及への支援が求められている。
2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）
1.週1回の緩和ケア外来またはNCDs外来における看護業務(血圧測定、カルテ整理など)、患者との対話を通して体調管理に関する支援や生活習慣改善への助言等を行う。
2.院内外において生活習慣病予防・対策としての運動や食生活改善などの啓発活動を支援する。
3.各病棟の看護師長と協力し、院内における医療サービスの質の向上を目標に5S‐KAIZEN活動の導入・普及を支援することが望ましい。
3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
血圧計、事務机、椅子
4）配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: 病院長(30代、男性)、緩和ケアまたはNCDs外来医師2名(40代、男性)、各病棟の看護師長
活動対象者: 外来患者、看護師長および看護師等
5）活動使用言語
英語
6）生活使用言語
その他
7）選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]：（看護師）
[性別]：（ ） 備考：
[学歴]：（大卒）看護 備考：同僚への助言に知識が必要
[経験]：（実務経験）3年以上 備考：同僚への助言に経験が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]：（温暖冬季少雨気候） 気温：（10 ～ 30℃位）
[通信]：（インターネット可 電話可）
[電気]：（安定）
[水道]：（安定）
【特記事項】
マラウイでの看護師資格登録の際に、4～6週間の実習が義務付けられています。業務および日常生活では英語が通じますが、患者への説明には現地語(チェワ語)が必要となるため、赴任後の現地語学訓練で学習します。