2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL52422B19)
募集終了

国名
マラウイ
職種コード 職種
H110 薬剤師
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/4 ・2024/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

カムズ中央病院

3)任地( リロングウェ県リロングウェ ) JICA事務所の所在地( リロングウェ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

カムズ中央病院は国内に4か所設置されている国立中央病院の一つであり、首都リロングウェを含む中部地域(Central Region)を対象とした三次医療機関として機能している。1977年開院。診療科はほぼ網羅されており、がん化学療法、人工透析室、HCU(高度治療室)もある。患者への医療サービスは原則無料。年間患者数は約30万人(うち入院患者45,000人)。同病院へは、これまでに薬剤師、看護師、臨床検査技師等多くの隊員を派遣しており、2016年度から現在まで3代にわたり薬剤師隊員が派遣されている。なお同配属先からは、本要請の他にリハビリテーション職種隊員も要請されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先となる薬剤部では、1日数百名の外来患者への投薬指導や調剤業務を、祝日・夜間対応を含め薬剤師約5名、薬剤技師約5名の体制で実施しており、慢性的な人材不足が薬局窓口や調剤室での業務の繁雑化を招いている。また、国立中央病院であっても資金源は少なく医薬品の大部分を海外からの援助に頼っており、重要な医薬品を安定的に供給できないといった課題がある。こうした背景から医薬品の在庫管理、処方監査やポリファーマシー(多剤服用)解消へのニーズも高く、これらニーズに対応できる隊員の要請に至った。現在派遣中の前任隊員は、日本のがん治療等の経験を生かし、同治療への投薬や調剤、それに関する同僚への助言等の活動に貢献している。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 薬剤部の包括的業務を支援する。
2. 薬品の発注・投棄方法の見直しを支援し、管理方法の改善を図る。
3. 病棟患者に対する服薬指導を行う臨床薬剤師を支援する。
4. 研修生(インターン)への技術的側面での助言を行う。
5. その他、配属先に求められる業務を支援する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC、机、椅子、冷蔵庫、調剤棚等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
薬剤部長(40代、男性)ほか薬剤師4名、薬剤技師5
名(20~40代、男性および女性)、インターン学生5名程

活動対象者:
外来および入院患者、配属先同僚

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(薬剤師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)薬学 備考:処方や投薬に際し知識が必要

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:処方や投薬に際し経験が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(10~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

マラウイでの薬剤師免許登録の際に、英語の筆記・口頭試験が義務付けられており、それに先立つ書類選考には、TOEFL、IELTS、TOEICいずれかの試験結果の提出が求められます。業務および日常生活では英語が通じますが、患者への説明には現地語(チェワ語)が必要となるため、赴任後の現地語学訓練で学習します。