要請番号(JL52422B20)
募集終了
2代目
・2023/2 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
チャイルド・レガシー・インターナショナル
NGO
3)任地( リロングウェ県ムスンドゥエ ) JICA事務所の所在地( リロングウェ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先であるチャイルド・レガシー・インターナショナル(以下、CLI)は、2012年に米国オハイオ州立大学研究科の支援を受けて、マラウイ国内初となるコミュニティ病院を運営するNGOとして設立された。設立以降は、地域住民へ安価で一定の質を保った医療サービスの提供を実現している。院内には産婦人科、手術室、薬局等が完備されている。CLIでは自給自足による自立的な経営を目指し、広大な敷地内で病院経営のみならず農園や牧場等も運営している。職員数は約110名。CLIには、2016年度に初代となる看護師隊員が派遣され、2021年度から本案件の前任となる薬剤師隊員が派遣されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
CLIはコミュニティ病院として広く医療従事者を採用しているが、薬局には薬剤師資格を有する人材がおらず、薬剤技師1名および数名の薬剤助手で調剤業務や窓口対応等を実施してきており、人材不足が業務の繁雑化を招いてきた。現在派遣中の前任隊員は、業務繁雑化の解消のために、同僚等とともに薬剤庫の整理や医薬品管理のルール作りと運用に貢献し、また、適切な処方監査やポリファーマシー(多剤服用)解消による医薬品の適正使用、他科を含む同僚等への技術面での助言等を積極的に実施しチーム医療の推進といった活動を実施しており、こうした活動とその定着が引き続き求められていることから、後任の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.薬局の包括的業務を支援する。特に、医薬品の発注・管理・廃棄方法の見直しを実施する。
2.上記1.の実施に際し、同僚とともに5S-KAIZENを積極的に導入する。
3.同僚薬剤技師や薬剤助手への知見の共有・技術的側面での助言を行う。彼らへのメンター的役割を担い、薬局を起点に院内のチーム医療の導入促進を試みる。
4.その他、配属先に求められる業務を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC、机、椅子、冷蔵庫、調剤棚等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
薬剤技師(20代、男性)、薬剤助手4~5名(20~30代、男性および女性)、医師(30代、男性)、看護師長(30代、女性)、事務局長(30代、女性)
活動対象者:
外来および入院患者、配属先同僚
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(薬剤師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)薬学 備考:処方や投薬に際し知識が必要
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:処方や投薬に際し経験が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(10~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
マラウイでの薬剤師免許登録の際に、英語の筆記・口頭試験が義務付けられており、それに先立つ書類選考には、TOEFL、IELTS、TOEICいずれかの試験結果の提出が求められます。業務および日常生活では英語が通じますが、患者への説明には現地語(チェワ語)が必要となるため、赴任後の現地語学訓練で学習します。