2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL52422B21)
募集終了

国名
マラウイ
職種コード 職種
H110 薬剤師
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/2 ・2023/4 ・2024/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

ムズズ中央病院

3)任地( ムジンバ県ムズズ ) JICA事務所の所在地( リロングウェ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先病院はマラウイに4か所設置されている国立中央病院(3次医療機関)の一つで、国内第3の都市ムズズに位置する。台湾政府の支援により2000年に設立された。内科、外科、小児科、産婦人科、歯科、眼科、理学療法科、臨床検査室等の部門を有する。年間予算約4億円。医師約5名、看護師約10名で診療にあたっている。患者は原則、無料で受診でき薬も受け取ることができる。同病院へは、2015年度から2代にわたり理学療法士隊員が派遣された。なお同配属先からは、本要請の他に看護師およびリハビリテーション職種隊員も要請されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先となる薬剤部では、上記のとおり1日数百名規模の外来患者への投薬指導や調剤業務を、夜間対応を含め薬剤師5名程度の体制で実施しており、慢性的な人材不足に陥っている。人材不足が薬局窓口や調剤局での業務の繁雑化を招き、適切な処方監査と調剤業務が課題となっている。また、国立中央病院であっても資金源は少なく医薬品の大部分を海外からの援助に頼っており、重要な医薬品を安定的に供給できないといった課題がある。こうした背景から医薬品の在庫管理やポリファーマシー(多剤服用)解消へのニーズも高く、これらニーズに対応できる隊員の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

薬剤部長を含む配属先同僚とともに、薬剤部門が提供する医療サービスの質の向上のため、以下の活動を行う。
1.医薬品の発注・管理・廃棄方法の見直しを実施し、他科を含む院内全体の在庫管理体制の強化、管理表等作成を支援する。
2.上記1.の実施に際し、同僚とともに5S-KAIZENを積極的に導入する。
3.同僚薬剤師、薬剤技術者やインターン学生に対する知見の共有や業務に関する助言を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、冷蔵庫、調剤棚等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
薬剤部長(40代、男性)ほか薬剤師4名、薬剤技師10名(20~40代、男性および女性)、インターン学生10名程度

活動対象者:
外来および入院患者、配属先同僚

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(薬剤師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)薬学 備考:処方や投薬に際し知識が必要

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:処方や投薬に際し経験が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~30℃℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

マラウイでの薬剤師免許登録の際に、英語の筆記・口頭試験が義務付けられており、それに先立つ書類選考には、TOEFL、IELTS、TOEICいずれかの試験結果の提出が求められます。業務および日常生活では英語が通じますが、患者への説明には現地語(トゥンブカ語)が必要となるため、赴任後の現地語学訓練で学習します。