2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL52422B28)
募集終了

国名
マラウイ
職種コード 職種
H114 理学療法士
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/4 ・2024/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

ムチンジ県病院

3)任地( ムチンジ県ムチンジ ) JICA事務所の所在地( リロングウェ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先である公立県病院は、首都リロングウェから西に約115km、人口約60万人を有するムチンジ県に位置する総合病院である。同時に県の保健行政も担当し、管轄する8のヘルスセンター(診療所)とともに、同県の地域住民へ保健・医療サービスを提供している。1989年開院。病床数約220床。年間予算は約5,400万円。医師5名、準医師30名、医療助手10名、看護師95名が診療にあたっている。患者は原則、無料で受診でき薬も受け取ることができる。2016年度から2019年度まで2代にわたり看護師隊員が派遣され、2021年度から現在まで初代となる理学療法士隊員が活動しており、本案件はその後任要請となる。

【要請概要】

1)要請理由・背景

2009年に当国での理学療法士(PT)の養成が始まったものの、PT有資格者はいまだ少ない。同僚らの理学療法に関する知識等は一定程度認められるものの、実施時間の調整、器具の不足から理学療法に関する技術面での助言や、介助者を含む患者関係者への継続的治療の必要性の啓発等が求められており、前任隊員はそれらニーズに応える活動を実施している。配属先は引き続き同様の支援が可能な隊員を求めており、後任隊員の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

理学療法科の提供する医療サービスの質の向上にむけて、以下の活動を行う。
1.主に小児患者(脳性麻痺、熱傷、先天性内反足)、また成人患者(整形疾患、脳血管疾患、循環器疾患)等、各患者に対する理学療法の実施
2.上記1.に関する同僚との情報交換や知識・技術面での助言
3.理学療法科における5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)の促進、業務改善(KAIZEN)提案と提案事項の実施
4.当国のリハビリテーション職種隊員と協働し、同僚や有資格者を目指す学生の知識・技術向上のための勉強会・ワークショップ等の実施

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

治療台等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
理学療法士2名(30代、男性および女性)
リハビリ技師3名(20~30代、女性)

活動対象者:
外来および入院患者、配属先同僚

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(理学療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚への助言に知識が必要

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への助言に経験が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(10~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

マラウイでの理学療法士免許登録の際に、4~6週間の実習が義務付けられており、それに先立つ書類選考には、TOEFL、IELTS、TOEIC、英検いずれかの試験結果の提出が求められます。業務および日常生活では英語が通じますが、患者への説明には現地語(チェワ語)が必要となるため、赴任後の現地語学訓練で学習します。