2023年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL52423A23)
募集終了

国名
マラウイ
職種コード 職種
H105 看護師
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

ムワンザ県病院

3)任地( ムワンザ県ムワンザ ) JICA事務所の所在地( リロングウェ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先である公立県病院は、首都リロングウェから南西に約300㎞、人口約13万人を有するムワンザ県に位置する総合病院である。同時に県の保健行政も担当し、管轄する地域のヘルスセンター(診療所)とともに同県の地域住民へ保健・医療サービスを提供している。1971年開院。年間予算193,000米ドル。病床数は約250床、常勤医師数2名、看護師約60名。住民への診療、投薬は無料。同病院へは2012年度に行政サービス隊員、2016年度から2代にわたり看護師隊員が派遣された。

【要請概要】

1)要請理由・背景

マラウイの医療機関における医療従事者の充足率は、地域によって異なるが約30~50%と慢性的な人材不足が課題となっている。特に小児外来・病棟および保健衛生部門には5歳未満の乳幼児健診も含めて、多い時には1日50名近くの患者が訪れることがあり、看護師・准看護師約10名前後が交代制で勤務しており、人材不足が顕著であることから隊員の要請に至った。同隊員には、血圧・体重測定や問診補助等の身体への侵襲行為を伴わない看護業務の遂行、同僚看護師に対するより良い患者ケアについての助言、日本のチーム医療の紹介、さらに、先代までの隊員が実施していた5S-KAIZEN-TQM(整理・整頓を通じた医療サービスの向上)の導入・普及活動が求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

小児外来・病棟等に所属し、同僚とともに以下の活動を行う。
1. 血圧・体重測定や問診補助等の身体への侵襲行為を伴わない看護業務、保健衛生部門での乳幼児健診の介助を行う。
2. 上記1の日常業務の中で、同僚看護師に対するより良い患者ケアについての助言、日本のチーム医療の紹介等を行う。
3. 看護師長と協力し、院内における医療サービスの質の向上を目標に5S‐KAIZEN活動の導入・普及を実施する。
4. 同僚看護師とともに地域巡回医療に参加し、妊婦健診、HIV/AIDS検診の実施等を介助する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

血圧計、乳幼児体重計

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
病院長(医師、40代、男性)、県看護長1名(50代、女性)等

活動対象者:
外来・入院患者、特に健診に訪れる母子

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(看護師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)看護 備考:同僚への助言に知識が必要

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への助言に経験が必要

[参考情報]:

 ・小児科または産科経験があることが望ましい。

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(10~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

マラウイでの看護師資格登録の際に、6週間の実習が義務付けられる。業務および日常生活では英語が通じるが、患者への説明には現地語(チェワ語)が必要となるため、赴任後の現地語学訓練で学習する。