要請番号(JL52423A33)
募集終了
| ・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
リロングウェLEA小学校
3)任地( リロングウェ県リロングウェ ) JICA事務所の所在地( リロングウェ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
国家独立前の1958年に当時の統治政府により設立された小学校で、6歳から19歳までの児童・生徒約1,090名が在籍し教員約24名が勤務している。年間予算約6,400米ドル(人件費を除く)。同校の特別支援学級は「全ての人に教育を」という政策に基づき、障害のある児童への学習、生活および自立支援を目指し2006年に設置された。同学級には現在約20名の児童が在籍し、専門の教育を受けた教員1名が学級運営を実施している。また、同校では一部、障害のない児童と障害のある児童がともに学ぶインクルーシブ教育を実施しており、通常学級に軽度な障害のある児童約50名を受け入れている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
特別支援学級では、障害児支援の指導法を専門的に習得した教員1名が指導にあたっている。しかしながら、約20名在籍する児童の個別かつ多様な障害(※)に寄り添ったきめ細やかな教育支援を実施すること、また、14学級に在籍する約50名の軽度発達障害児への支援を実施するには、児童に対する教員数が不足している。さらに同校では、学校での生活・学習指導を通して、児童が日常生活において個々のペースで自立していけることを目標としており、同僚教員との知見の共有、教材研究や指導法強化に貢献できる隊員の要請に至った。同校へは初めての隊員派遣となる。(※弱視、聾、知的障害、肢体不自由等)
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1. 特別支援学級で同僚教員とともに児童の学習指導、生活・自立支援を実施する。
2. 上記1.の学習指導に関して、同僚教員と相談しながらチームティーチングの導入、教材研究、指導法の向上等を図る。
以下可能であれば、
3. 校内の通常学級に在籍する軽度発達障害児への指導法や学習環境整備について助言する。
4. 同僚教員とともに定期的な家庭訪問等により、家庭内での個別支援強化のための取組を実施する。
5. 上記1~4.のほか、配属先関係者と相談しながら、児童の学習能力の向上や自立支援にかかる課外活動を実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
黒板・チョーク・模造紙等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
校長(40代、男性)、特別支援学級教員1名(30代、女性)、教員補助スタッフ1名(40代、女性)
活動対象者:
特別支援学級児童約20名、通常学級に在籍する軽度障害児童約50名、保護者
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
(特別支援学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:教員として学位が必要なため
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:同僚への助言等に経験が必要
[汎用経験]:
・障害者を対象とした活動経験
・特別支援学級での活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(10~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
活動や生活の中で現地語(チェワ語)が必要となる場合があるため、赴任後の現地語学訓練で学習する。
