2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL52423B03)
募集終了

国名
マラウイ
職種コード 職種
H108 臨床検査技師
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

バラカ県病院

3)任地( バラカ県バラカ ) JICA事務所の所在地( リロングウェ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先である公立県病院は、首都リロングウェから南に約200km、人口約31万人を擁するバラカ県に位置する総合病院である。同時に県の保健行政も担当し、管轄する地域のヘルスセンター(診療所)とともに、同県の地域住民へ保健・医療サービスを提供している。以前バラカはマチンガ県の一都市だったことによりこの病院はヘルスセンターであったが、1998年に行政区分変更がありバラカ県が誕生し、県病院となった。病床数140床。医師3名、看護師52名が診療にあたっている。患者は原則、無料で受診でき薬も受け取ることができる。同病院にて理学療法士の募集も出ている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先となる検査室では血液検査、尿検査、感染症検査等を行っている。マラウイ政府や各国ドナーからの支援により、検査に必要な基本的な資機材は提供されているものの、故障などにより使えなくなっているものもある。同資機材の使用方法や検体採取方法に熟達した検査技師が少なく、検査や診断が難しい場合は都市部にある国立病院に検体を移送するなどし、検査結果が出るまでに時間を要することも多い。隊員が一臨床検査技師として働きつつ、同僚技師らに検体採取方法や分析手法についての助言することで、彼らの知識や技術の向上、そして検査の質および迅速性向上が可能となるような隊員派遣の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚らとともに、以下の活動を行う。
1.検体採取、臨床検査、検査結果の報告を行う。
2.同僚に適切な資機材の使用方法、検体採取や分析にかかる手法等について助言する。要すれば勉強会等を開催し知識・技術の定着を図る。
以下可能であれば、
3.標準作業手順書(Standard Operating Procedures: SOP)やセーフティマニュアルの導入、評価、見直し等を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

遠心分離器、光学顕微鏡、蛍光顕微鏡、自動セルカウンター(Alere Pima)、GeneXpert等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
検査技師室長1名(臨床検査技師、40代、男性)、臨床検査技師4名(30代、男性)、准技師等7名(20~40代、男性・女性)

活動対象者:
同僚検査技師

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(臨床検査技師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚への助言に知識が必要

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚への助言に経験が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(10~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

マラウイでの臨床検査技師資格登録の際に6週間の実習が義務付けられている。実習登録時には、TOEIC、英検等の英文証明書の提出が求められる。業務および日常生活では英語が通じるが、日常生活では現地語(チェワ語)が必要となる場合があるため、赴任後の現地語学訓練で学習する。