2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL52425B03)

国名
マラウイ
職種コード 職種
H113 作業療法士
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

カムズ中央病院

3)任地( リロングウェ県リロングウェ ) JICA事務所の所在地( リロングウェ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

カムズ中央病院は国内4カ所に設置されている国立中央病院の一つであり、首都リロングウェを含む中部地域を対象とした三次医療機関として機能している。1977年開院。診療科はほぼ網羅されており、がん化学療法、人工透析室、HCUもある。患者への医療サービスは原則無料。年間患者数は約30万人(うち入院患者は45,000人)。同病院へはこれまでに薬剤師、看護師、臨床検査技師等多くの隊員を派遣しており、2011年から5代にわたり理学療法士隊員が派遣されていた。なお、同配属先からは本要請の他に薬剤師および言語聴覚士も要請されている。作業療法士隊員は2024年から活動している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

2009年に当国初の理学療法士の養成学校が発足したため国内に理学療法有資格者はいるが、作業療法士養成機関はなく作業療法は研修を受けたリハビリ技師が担当している。一方で脳神経疾患等の患者に対する作業療法のニーズは一定数存在し、また当国で増加している交通事故による外傷や神経損傷のリハビリテーションや生活支援の必要性が高いことから隊員の要請に至った。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

リハビリテーション科の提供する医療サービスの質の向上に向けて、以下の活動を行う。
1. 中枢神経疾患や整形疾患等の成人患者や脳性麻痺や熱傷等の小児患者に対する作業療法の実施
2. 同僚リハビリ技師への知識・技術面での助言
3. 理学療法科における5Sの促進や業務改善の提案とその取り組み
4. 当国のリハビリテーション職種隊員と協働し、知識・技術向上のための勉強会・ワークショップ等の企画・運営

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

作業療法用机

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
理学療法士13名(20代~40代、男性および女性)、リハビリ技師7名(20代~30代、男性及び女性)、インターン学生

活動対象者:
外来および入院患者、配属先同僚

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(作業療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚への助言に経験が必要

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚への助言に経験が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(10~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

マラウイでの作業療法士資格登録の際に、6週間の実習が義務付けられています。業務及び日常生活では英語が通じますが、患者への説明には現地語(チェワ語)が必要となるため、赴任後の現地語学訓練で学習します。