2021年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL52721A02)
募集終了

国名
ナミビア
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
1代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・芸術・文化省

2)配属機関名(日本語)

モーレソン特別支援学校

3)任地( コマース州 ウィントフック ) JICA事務所の所在地( ウィントフック )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ダウン症、知的障害、自閉症または重複障害のある生徒が通う特別支援学校。設立は1980年。教員数20名、徒数158名。年間予算は約700万円。生徒の授業料の滞納などにより、予算不足ではあるが、企業などからの資金援助を受け、校舎等の環境整備を進めている。なお、国内にダウン症、知的障害のある生徒を受け入れる特別支援学校は同校を含め2校しかないため、生徒は全国から集まり、地方出身の生徒は施設内の寄宿舎にて生活。また、18歳以上の障害のある青年に対して職業訓練も実施している。2021年度1次隊にて青年海外協力隊(初代/障害児・者支援)が活動予定。

【要請概要】

1)要請理由・背景

障害のある子供の教育現場では、障害に合わせた指導の実施が課題となっている。教員は障害のある生徒への指導方法を専門的に学ぶ機会がなく、経験の長い教員や心理学を専攻した教員が担当している。 また、医療機関において、生徒の障害の程度が適切に診断されていないこともあり、生徒の障害に合わせた授業内容やクラス編成は、校長及び教員の経験による判断に任されている。配属先は障害のある生徒一人ひとりに適切な教育の実施を目指しており、日本の知見を持つ隊員の要請に至った。また、政府関係者5名が国内研修(JICA課題別研修「障害のある子どもへの教育制度」)に参加しており、参加者ともに日本の知見を広める研修の実施なども期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

初代隊員の活動を踏まえ、特別支援教育担当者および配属先の教員と共に以下の活動を行う。
1.子供の特性に応じた授業・指導法の改善支援
2.体育、図工、音楽、園芸などのうち、対応可能な科目を担当し、指導または補助を行う。
3.カリキュラムに合わせた教材・教具作成の提案、授業・指導法・学級運営の改善支援。
その他、可能な範囲で日常生活学習や作業学習、配属先における日常業務のサポートも期待されている。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務機器一式(コピー機、プリンター、プロジェクター)はありますが、指導教材は十分にはないため、地元にある物品とご自身のアイディアを生かして制作する必要があります。

4)配属先同僚及び活動対象者

校長 (50代女性)
特別支援教育担当(30代女性)
教員 20名(内男性は3名)
活動対象者:
・6歳~21歳(18歳以上は職業訓練を実施)
生徒の大半はダウン症もしくはダウン症との重複障害がある。

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(特別支援学校教諭)

[性別]:(男性) 備考:教員の大半が女性のため。

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・教員経験は1年以上が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(砂漠気候) 気温:(10~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

配属先に隣接する聴覚障害者学校への隊員派遣(障害児・者支援)を募集中。