2022年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL52722A15)
募集終了

国名
ナミビア
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・芸術・文化省

2)配属機関名(日本語)

視覚障害者学校

3)任地( コマース州 ウィントフック ) JICA事務所の所在地( ウィントフック )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

グレード0~7年生(日本の年長クラス~高校2年生に相当)までの視覚障害者(全盲、弱視)と健常者が通う視覚障害者学校。全校生徒は149名。同校はインクルーシブ教育を実施しているが、健常者の生徒は、児童院などで保護を受けている子供や少数民族(サン族)の子供である。生徒は全国から集まっており、地方出身の生徒は施設内にある寄宿舎にて生活。一クラス当たりの生徒数は10名から19名程度で、クラスごとに差はあるが、健常者と弱視者と全盲者の割合は、3対5対2の割合で、弱視の生徒が大半を占めている。教員数は24名。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同校では、教員は障害のある生徒への指導方法を専門的に学ぶ機会がなく、指導方法を試行錯誤しながら授業を実施している。 特に算数は、生徒の多くが学習初期(低学年時)に数に関する概念を習得してないため、進級による学習レベルについていけていない状況である。当国の「第5次国家開発計画」では「能力が高く、健全な人材育成」が目標の一つとして掲げられ、基礎教育の分野では計算力と識字率の強化がターゲットの一つとなっており、現状を改善し教育の質の向上に向けた支援が求められ要請に至った。また、政府関係者5名が国内研修(JICA課題別研修「障害のある子どもへの教育制度」)に参加しており、帰国研修者とともに日本の知見を広める研修の実施なども期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.グレード1~6年生の算数の授業を担当する。(週に10コマ程度を予定。数の概念の定着に向け、生徒が分かりやすい授業を行う。)
2.同僚教員が視覚障害を持つ生徒に分かりやすい授業が行えるようにサポートを行う。(教材を利用した授業方法の紹介や教材の作成指導、授業研究など)
3.国内の初等教育分野ボランティアと連携した活動(各種ワークショップの企画・参加など)
4.感染予防に向けた手洗い指導などの衛生教育の実施も期待されている。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務機器一式(コピー機、プリンター、プロジェクター)はあるが、指導教材は十分にはないため、現地の物品と自身のアイディアで製作が必要。

4)配属先同僚及び活動対象者

校長 男性 50代
同僚教員24名(30~50代)
活動対象者:
・グレード1~6の生徒
・1クラスあたりの生徒数は10~15名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(特別支援学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(指導経験) 備考:日本の知見が求められるため。

[汎用経験]:

 ・障害者を対象とした活動経験

[参考情報]:

 ・視覚障害者への教員経験(1年以上)を想定

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(10~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

配属先に隣接する特別支援学校(ダウン症、知的障害、自閉症)にて、海外協力隊(2021年度1次隊/障害児・者支援)が活動中。