要請番号(JL52725B20)


・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・芸術・文化省
2)配属機関名(日本語)
エス・アイ・ゴブス・シニアセカンダリー
3)任地( エロンゴ州オマルル ) JICA事務所の所在地( ウィントフック )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
所在地のオマルルは、エロンゴ州に属し、人口は約11千人、ワイナリーがあることで有名な町である。首都から北西に位置し、首都までは舗装された幹線道路が整備されている。配属先の学校は町の中心部に位置し、8年生から12年生(Grade 8-12:日本の中学校2年から高校3年相当)までの生徒が通っている。全校生徒数は約830名、教員数は34名、年間予算は約150万円。※12年生は高等教育進学希望者(大学など)のクラスとなっている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
教育現場の課題として、教室や教員の不足と教員の指導力不足が挙げられる。授業では、教員の一方的な説明と板書に対し、生徒は板書をノートに写すことが中心で、自身で考え質問する機会が少ない等の問題がある。特に初等の算数教育においては、数の概念を習得できている生徒が少ない等の問題が指摘されている。算数能力の低さは、高等教育機関においても問題視されており、現状の改善による算数/数学教育の質向上を目指して、同分野に対して支援が求められた。2025年8月時点でナミビア国内に4名の小学校教育(算数指導)隊員および2名の数学教育隊員が活動中である。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
現時点では以下の活動が想定されているが、最終的な活動内容については赴任後に関係者と協議し状況に合わせて柔軟に内容を検討して決定する。
1. 同僚教員の指導力向上支援。(教材等の作成および活用方法の説明、授業研究の実施等)
2. 数学授業(8~12年生)の実施。
3. 教員等を対象としたワークショップ等の実施。(近隣の同職種隊員および小学校教育隊員と協力して実施する場合あり)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
基本的な事務機器一式(コピー機等)はあるが、指導教材等は十分にない。PCルームには生徒用PC(Windows7または10)が30台設置
4)配属先同僚及び活動対象者
校長:男性・40代・大学卒
同僚教員:34名 (男性8名/女性26名、20~50代)
うち、数学教員 2名(20代男性/30代女性、教員経験7~13年)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(数学))
(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先側条件
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:他教員への指導が求められるため。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(10~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)