2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL53923B09)
募集終了

国名
南アフリカ共和国
職種コード 職種
G159 数学教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ホワイトヘイジー地域事務所(シャバララ中等学校)

3)任地( ムプマランガ州 エランゼニ郡 ヘイジービュー ) JICA事務所の所在地( プレトリア )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 4.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

要請先は1992年に設立された同地域内の初等・中等学校の管理、運営を管轄する教育事務所(サーキットオフィス)である。月例校長会を通じた情報・現況・問題点等の各学校への共有、学期末試験の円滑な実施、学校管理等の業務を行っている。
主な活動先は、同地域内にあるシャバララ中等学校(G8-G12)となる。共学学校であり、約40名の教員が約950名の学生に対し中等教育を提供している。
配属先位置情報

【要請概要】

1)要請理由・背景

南アフリカ共和国ではアパルトヘイト(人種隔離政策1948~1994)において黒人層への教育が大きく制限されていた。多くの教員は、同政策下において教員として求められている教育を受けていないため、特に主要科目である理数科教育の質が低く、同分野を担当する教員が不足していることが問題視されている。日本の教育現場の知見を持った隊員と現地教員との協働を通じて教育全体の質を上げ、生徒たちの理解度を向上させる事を目的とし、今回の隊員要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

以下の活動を、配属先関係者と共に実施する。※関係者との対話を通じ、隊員の経験を元に柔軟に内容を変更しながら活動を進める。
1.G9~G10(14~16歳程度)の生徒に対する数学の授業担当
2.教員に対する指導法などにかかる提案・アドバイス(タブレットなどの有効活用の提案も含む)
3.可能な範囲でスポーツ(陸上競技など)や音楽、校内美化活動などへのサポート
4.可能な範囲で地域事務所(要請先)管轄の他学校や教員との協同活動にかかる提案

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室、黒板、ホワイトボード、タブレット、インターネット環境、プリンター

4)配属先同僚及び活動対象者

校長(男性、50代)
同僚(数学)教員5名程度 (男女、25~60歳代)
活動対象者:生徒G9~G10(14~16歳程度)、約700名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(数学))

[性別]:(男性) 備考:治安上の理由

[学歴]:(大卒)教育学 備考:教員としての活動であるため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:要請先の希望

[参考情報]:

 ・パソコンの基礎的知識及び技能があると良い

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・全国で計画停電が起きているため、電気は安定していない。(2023年7月時点)
・南アフリカ共和国には先進国のように見える大都市もあるが、任地での生活は国内都市部や日本の生活事情とは大きく異なる。
同じタイミングで、同配属先で異なる活動先となる数学教育隊員の要請(No.08)がある