2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL53923B16)
募集終了

国名
南アフリカ共和国
職種コード 職種
G158 理科教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

高等教育科学イノベーション省

2)配属機関名(日本語)

モンディ科学キャリアガイダンスセンター

3)任地( ムプマランガ州 ゲルトシバンデ郡 ピートレティーフ ) JICA事務所の所在地( プレトリア )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 4.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

2006年に科学技術省、州教育省、民間製紙会社の協力で設立された。科学館の他にキャリアガイダンスセンターや職業訓練校と連携した木工を中心とする技術研修センターとして機能していたが、現在技術研修センターは休止中である。利用対象は主に地域の中等学校生(日本の中・高校生)。科学館では来館者へ主に物理と化学の実験授業やアウトリーチ活動(移動式科学実験室により、地域内の実験設備が整っていない学校への訪問サービス)、教師研修等を実施している。職員数は約20名、科学技術省を通じて理系大学卒業資格を持つ科学ボランティア(1年契約)も配置されている。2022年8月から理科教育隊員が活動中である。配属先位置情報

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先周辺の中・高等学校は理科実験室が十分に整っておらず、配属先では近隣校の生徒を招き主に物理と化学の実験を行ったり、アウトリーチプログラムにて近隣校を訪問し実験を行うなど、生徒の理解力向上に取り組んでいる。前任者はこれらの実験授業へのサポートの他、配属センターに設置されている展示品の維持管理へのサポートや近隣校での数学力不足による協力ニーズから数学指導へのサポートも行った。同僚職員と共に生徒の興味を引き出す実験や学力向上を考えてきたが、さらなる展開及び継続的協力の必要性により後任隊員の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

以下の活動を、配属先関係者と共に実施する。※関係者との対話を通じ、隊員の経験を元に柔軟に内容を変更しながら活動を進める。
1.センターにおいて主に物理と化学の実験授業/サイエンスショーを小学生から中・高等学生(7から18歳程度)に同僚職員と共に行う。
2.アウトリーチ先(中・高等学校)での実験授業を同僚職員と共に行う。
3.生徒の興味を引き出す新たな実験を同僚職員に提案する。(展示教材の開発や備品の保守管理含む)
4.可能な範囲でパソコンのマイクロソフトオフィスの利用にかかる指導を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

各種実験道具、パソコン、プリンター、コピー機等事務機器

4)配属先同僚及び活動対象者

科学館長:男性、40代、教員経験有
同僚職員:30代男性(大卒、専門は物理)
科学ボランティア:男女、20代、5名程度(年度によって異なります)
活動対象者:周辺中等学校理科教員・生徒 (G9-12、日本の中学高校生相当)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))

[性別]:(男性) 備考:治安上の理由

[学歴]:(大卒) 備考:教員への指導なども含まれるため

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・工作、修理のスキルや経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

・全国で計画停電が起きているため、電気は安定していない。(2023年10月時点)
・南アフリカ共和国には先進国のように見える大都市もあるが、任地での生活は都市部や日本の生活事情(気候、生活インフラ全般)とは異なる。