2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL53923B17)
募集終了

国名
南アフリカ共和国
職種コード 職種
G159 数学教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

科学技術省

2)配属機関名(日本語)

オシズエニ・教育開発センター

3)任地( ムプマランガ州 ゲート・シバンデ郡 セクンダ ) JICA事務所の所在地( プレトリア )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は合成燃料で有名な化学会社の地域振興事業として1991年に設立され、数学・科学・技術教育の支援を行なっている。主に郡内の学校(小学校355校、中等学校(日本の中・高校に相当)122校)を対象に教員研修、移動実験室による出張授業、キャリアガイダンス等を実施。2008年には展示物(教材)、モデル実験室を備えた科学館も開館した。全国科学週間では州内の就学前児童から成年を対象に数学・科学・技術のイベントの提供や、地域住民に対してはITリテラシー教育や就学前教育支援等幅広く活動している。
配属先位置情報

【要請概要】

1)要請理由・背景

南アフリカ共和国では理数科教育の立ち遅れが際立っており、特にその基礎となる数学教育の改善のために国を挙げて取り組んでいる。その一環として配属先では、近隣地区の中・高等学校から選抜された生徒を対象に数学の授業を提供し、彼らのさらなる理解向上を支援している。しかし実際の授業やワークショップでは、数式を用いて問題を解く事が主要な活動になっており、解答の過程を上手く伝える事が出来ていない。そのため、問題分析を含めた数学教育を普及するため2022年8月から数学教育隊員が活動している。数年間の継続的な協力を希望しており、今回後任要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

以下の活動を、配属先関係者と共に実施する。※関係者との対話を通じ、隊員の経験を元に柔軟に内容を変更しながら活動を進める。

1.近隣校の生徒(日本の高校生相当)が配属先センターで行う数学授業の担当
2.近隣校に赴き、生徒に対しての数学授業の担当
3.可能な範囲で、教員に対しての数学指導法改善への助言
4.センター内にあるオンライン授業設備を利用した数学授業への助言(教材選定やマニュアル作成など)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

文房具類、オンライン授業スタジオ、プリンター、プロジェクター、コピー機等の一般事務機器、インターネット環境

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:教育部マネージャー(男性50代)


活動対象者:スタッフ4~5名(男女20~30代)
理工学系大学卒業のインターン数名
学生(日本の高校生に相当)一クラス20~40名程度

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(数学))

[性別]:(男性) 備考:治安上の理由

[学歴]:(大卒)理工系 備考:数学教育の知識が必要なため

[経験]:(教員経験)2年以上 備考:教員との協働もあるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

・全国で計画停電が起きているため、電気は安定していない。(2023年10月時点)
・南アフリカ共和国には先進国のように見える大都市もあるが、任地での生活は都市部や日本の生活事情(気候、生活インフラ全般)とは異なる。配属先付近に居住エリアはないため8kmほどの距離を車で移動することになる予定である。