2021年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL54521A04)
募集終了

国名
ウガンダ
職種コード 職種
C107 病虫害対策
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農業・畜産・水産省

2)配属機関名(日本語)

国立作物資源研究所

3)任地( ワキソ県ナムロンゲ ) JICA事務所の所在地( カンパラ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

農業分野の研究・技術開発を行う国家農業研究機構(NARO)の傘下にある配属先は、食用作物全般の拠点研究機関である。JICAは稲作普及を目的に同研究所が実施するコメの品種試験、稲作技術に関する研修や種子の配付等の実施を支援している。JICAは2004年から個別専門家を継続的に派遣しており、2008年からは「ネリカ米振興プロジェクト」を実施した。現在、コメの増産を目的とする「コメ振興プロジェクト」フェーズ2(2019年から2024年まで)が実施されており、JICA専門家が業務を行っている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

現在、配属先では現地職員たちがJICA専門家の協力のもと、品種改良や栽培方法の改善のための圃場での試験、種子増産などを行っている。前任者(2019年1月帰国)は、DNAマーカーを用いた病害抵抗性の遺伝が世代の更新時に導入されたかを確認する試験を行い、その手法が配属先で実施できるよう手法・体制の確立を目指して活動していた。またコメの害虫被害の調査、農薬の効果に関する試験、また現地のコメ品種のいもち病への耐性に関する試験を行った。配属先は、これらの活動が発展的に継続されることを期待しており、隊員の派遣を要請している。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先研究所の研究員と協働し、以下の活動を行う。
1. イネの病気に関する調査・試験の実施(特にDNAマーカーを使用した病害抵抗性を持つ新品種の育種に携わる)
2. 害虫の発生予察を行うための害虫発生状況、および被害率の継続的な調査
3. 各地で稲作普及を行うコミュニティ開発隊員への助言

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

電気泳動装置、ゲル撮影装置、サーマルサイクラー、超微量分光光度計、イネの試験圃場、虫取り網

4)配属先同僚及び活動対象者

■配属先同僚:
・研究所長:1名(男性、50代)
・稲作試験に関わる研究員:12名
病虫害に関する研究員が1名(男性、40代、博士号)
・研究所圃場の作業員:多数

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)農学系 備考:専門的試験を行うため

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

2階建て一軒家(個室あり、台所などを共有)で他の隊員と共同生活を行うこととなる。
1週間の内1~2日数時間ほど停電の可能性がある。
任地では英語の他、ルガンダ語が生活使用言語として使われている。