要請番号(JL54522A02)
募集終了

1代目
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
観光・野生動物・文化遺産省
2)配属機関名(日本語)
ウガンダ野生動物保護教育センター
3)任地( ワキソ県エンテベ ) JICA事務所の所在地( カンパラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ウガンダ野生動物保護教育センター(UWEC)は、国立公園での密猟等により負傷した動物の保護活動を行い、自然復帰が困難な動物の飼育・展示による動物園としての運営も行われ、首都近郊の人々(主に児童生徒)に動物保護や環境教育も実施している。また、ウガンダ最大の動物園としての観光名所機能も果たしている。近年ウガンダの地方に動物園の設立が開始されておりUWECは動物園運営の要として、助言を行っている。
動物の自然回帰への取り組みと飼育環境の改善は同センターの重要な課題となっている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同センターはウガンダ国内で保護された野生動物を受入れ、飼育し、自然に返す取り組みを行っているが、なかなか自然に返すことができないでいるのが現状である。そのため、野生動物の飼育技術、環境の向上が期待されている。また、ウガンダ国内では、一般的に自国のリソースである野生動物への関心は低く、これまで動物園はUWECのみであったが地方の動物園の展開が開始されており、動物園での動物の飼養技術の向上、飼育環境の改善は急務である。効率的かつ目的に沿った飼育方法・飼育環境の改善、また、新規に開設される地方の動物園への助言を行えるような人材が不足しており、これらの活動を支援する協力隊員が要請された。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1.保護された野生動物、既存の動物の適切な飼養を支援をする。
2.飼育動物の獣医師による円滑な健康管理ができる体制づくりを支援する。
3.園内での繁殖や効果的な飼育舎のデザイン等についてスタッフへ助言を行う。
4.園についての広報活動を支援する。
5.地方で展開される動物園設立への助言を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・ダイレクター(50代男性)
・教育マネージャー(50代男性)
・動物飼育スタッフ等
活動対象者:
・ 地域住民及び来園者(主に小学生、ピーク時には50校/日が来園する)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚が大卒であるため
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・自然保護やエコガイドに関連する活動経験
・ワークショップやイベント等の企画運営経験
[参考情報]:
・動物園での勤務経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
2008年から2017年まで、草の根技術協力事業「ウガンダ野生生物保全事業」として、当配属先と横浜市緑の協会により、専門家のウガンダへの派遣やウガンダからの研修員の受入が行われていた。生活使用言語は、現地語であるガンダ語が広く使われている。派遣後に現地語学訓練を実施。週に1,2回程度の停電。