2022年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL54522A03)
募集終了

国名
ウガンダ
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

セントアン小学校

3)任地( ワキソ県カチリ ) JICA事務所の所在地( カンパラ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は首都カンパラから西へ約30kmに位置する。1917年に創立された公立小学校(7年制)、全校児童約700人、教員10名、1クラス70名程度。年間予算は6,000ドル程度と同国では標準規模の小学校となる。米国ピースコーの受入実績あり。また以前は、Save the Childrenより、雨水タンク、授業教材、トイレの建設、公衆衛生に係る指導の支援を受けていた。隊員派遣実績のあるチブリ小学校教員養成校から教育実習生を受け入れていた経緯があり、当初要請が行われた。2017年・2019年と2代続けてJICA海外協力隊の派遣を行っており、引き続きの要請となった。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ウガンダでは、1997年より小学校教育が無償化され、急速に就学率が向上した。一方で、教員、教室、教材などの供給が追いついておらず、教育の質が低下した。特に算数の授業は、暗記中心の授業の為、数や単位の概念など基礎理解が不足しており、改善が求められている。体育科、図画工作科、音楽科は青少年の健全な情操育成の為の重点科目に位置づけられているが、教員は経験が浅く、指導方法が確立されていない。また、コロナ禍の長期間に渡る学校閉鎖の影響により、教員一人当たりの生徒数の増加、学習の遅れが問題視されている。2022年1月より学校が再開したが、教育現場で直面する課題を改善する為、算数の教授方法改善や児童生徒の健全な情操育成の促進に資する支援を目的として、JICA海外協力隊の継続要請がなされた。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.小学校高学年 (4~6年生) の児童に対して、担当教師と算数の授業を行う (1日合計2-3コマ、1コマ40分)。
2.算数の授業改善に向けて、視覚教材や教具の作成等を行い、同僚とアイデアを共用する。
3.体育や美術等の情操教育、低学年への英語教育をサポートする。
4.学校の課外活動へも積極的に参加し、同僚教員へも助言を行う。
配属先での具体的活動内容は隊員の経験などをもとに校長と話し合って決めることになる。
以前の隊員は、1週間に約25コマの算数と体育の授業を実施(1コマ40分、月曜日から金曜日、1クラス60名程度)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

黒板、チョークなどの一般教具、グラウンド、ボール。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先の同僚:
校長(女性):1名、教頭(男性):1名、教師数10名
教員養成校卒

活動対象者:
児童数:700名程度
日本の小学生相当(1クラスの人数は60-70名)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)
    (教諭免許(校種・教科不問))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(指導経験)2年以上 備考:授業を実施する為

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

生活使用言語は、現地語であるガンダ語が広く使われている。赴任後、現地語の語学研修を行う。
週に1,2回程度の断水・停電。