2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL54522B10)
募集終了

国名
ウガンダ
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

ムピジ県教育事務所

3)任地( ムピジ県ムピジ ) JICA事務所の所在地( カンパラ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は人口24万人を要する首都近郊のムピジ県の県教育事務所。当国では1997年より小学校教育が無償化され、急速に就学率が向上したが、児童数増加のため、教員、教室等は不足しており、教育の質の低下が課題。県内の管轄小学校は390校、中高等学校は120校。配属先は地区毎に指導主事を配置し、各学校のモニタリングを行っているが、各学校の教員は政府による雇用の教員と、各学校がPTA費から給与を支払い雇用している教員が混在しており、指導の質や教員の経験等にもばらつきがある。そのため、指導力の向上のための教材開発や、教員を対象とした研修を実施し改善を図ることが課題となっている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国においては、小学校無償化の影響により、小学校教育の質の低下が課題となっており、ムピジ県内の小学校から新たに青年海外協力隊員の派遣希望が複数出された。当配属先ではそれを受け、配属先事務所よりほど近い2校をモデル校とし、児童への直接指導のみならず、同僚教員との教材の共同開発や、各学校の教員を対象とした研修の実施等を支援する活動を行う海外協力隊員の派遣要請が出された。コロナ禍の休校の影響による学力低下の改善のため、視覚教材等を利用した指導法の提案や、青少年の健全な情操育成に資する重点教科としての体育科、図画工作科、音楽科の指導についても、指導方法が確立されていないため、海外協力隊員による助言が求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.配属先から徒歩圏にあるモデル校2校において、主に小学校高学年(4-7年生)の児童に対して、算数、体育等の授業を行う。
2.算数の授業改善に向けて、モデル校の教員やスタッフとアイディアを共有し、視覚教材の作成等を行う。
3.学校の長期休暇時等には、配属先主催で、管轄の学校教員に対して、作成した教材を共有したり、研修を実施する。
4.手洗い啓発活動や、その他課外においても、児童の健全な情操の育成に資する活動について助言を行う。
5.その他、配属先が実施している活動を支援する。
※教員への研修や教材開発等も期待されているが、隊員の経験等により児童への指導中心への活動に変更可能

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

黒板、チョークなどの一般教具、グラウンド、ボール、バレーボールネット等。

4)配属先同僚及び活動対象者

■配属先同僚:
・ 配属先長:男性(50代)
・ 同僚:約7名(20-50代)

■活動対象者:
・モデル小学校2校(児童合計1800名、教員合計40名)
・県内の小学校教員

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)教育学 備考:教員を対象に指導する事もあるため

[経験]:(教員経験)5年以上 備考:教員を対象に指導する事もあるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

・任地での生活使用言語は、英語もしくは現地語の一つであるガンダ語。現地訓練期間に語学研修を行う。
・週に2 3度、停電、断水あり。