要請番号（JL54522B13）
募集終了
| ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1）受入省庁名（日本語）
教育・スポーツ省
2）配属機関名（日本語）
グル小学校教員養成校
3）任地（ グル県グル ） JICA事務所の所在地（ カンパラ ）
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 車 で 約 6.0 時間 ）
4）配属機関の規模・事業内容
首都カンパラから北へ約300㎞に位置する公立の小学校教員養成校(男女共学、2学年制、学生数約150名)。中高等学校後期課程(日本の高校3年生相当)を修了した学生対象の教員養成課程と現職の教員へのスキルアップの課程からなる。また同校は近隣地域の小学校を管轄し、教育の質を確保する役目も担っている。ウガンダ体操協会と関わりが深く、体育の担当教員兼教頭のカウンターパートは同協会の理事の一人である。在ウガンダ日本大使館による草の根・安全保障無償資金協力により、多目的ホールが建設され、2021年6月に引き渡された。
【要請概要】
1）要請理由・背景
ウガンダでは2011年より体育が必修科目となったものの、専任教員の不足や体育科教員の指導経験不足、また卒業試験の中心科目(理科・算数・英語等)の結果が重視される現状を背景に、体育の授業が十分に実施されていない学校が多い。小学校教員養成校は、将来小学校の現場で教員となる学生や現職教員への体育の実技・理論の指導を行っており、体育教育に携わる人材の育成拠点となっている。同校ではウガンダ体操協会共連携して、体操競技の指導を通じた基礎運動能力の向上を図ろうとしており、学生・現職教員への指導体制の更なる強化が求められている。このような状況の中で、生徒の体育科目の理解力向上及び体操競技の体育指導への導入支援を目的として、JICA海外協力隊の要請に至った。
2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）
1. 小学校教員を志望する学生に対して体育教員と協働して体育の授業を実施する(週10コマ程度、1コマ60分)。
2. 教員養成校付属小学校の児童に対して体育教員と協働して体育の授業を実施する。
3. 体操競技の紹介及び、体育指導への導入を行う。
4. ワークショップ等、同僚および体操協会スタッフと連携して、現職教員の体育指導技術向上につながる活動を実施する。
3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
グラウンド、ネットボールコート、フットボールコート、バスケットボールコート、ボール、マーカー、砲丸、円盤
4）配属先同僚及び活動対象者
■配属先同僚:
・校長、教頭2名
・教員約18 名(30-50代)、体育教員2名
■活動対象者:
・中高等学校後期課程を修了した18歳から20歳程度の男女(1クラスの人数は約40名)
5）活動使用言語
英語
6）生活使用言語
その他
7）選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]：（中学校又は高等学校教諭（保健体育））
（小学校教諭）
[性別]：（ ） 備考：
[学歴]：（大卒）体育 備考：教員養成校での指導の為
[経験]：（競技経験）3年以上 備考：体操競技の実習を担当する為
[参考情報]：
・カウンセリングや指導経験があると良い
・First Aidの経験や資格
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]：（サバナ気候） 気温：（15～30℃位）
[通信]：（インターネット可 電話可）
[電気]：（不安定）
[水道]：（不安定）
【特記事項】
・生活使用言語は英語、もしくは現地語の一つであるルオ語。現地訓練期間に語学研修を行う。
・電気は不安定で週数回程度停電の可能性あり。水源は汲み上げ式の水源が利用可能である。
・体操競技を普及させたい考えがあるが、体操競技に使用する設備やマット等は学校にはない状況である。