2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL54522B14)
募集終了

国名
ウガンダ
職種コード 職種
G158 理科教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

セントムガガ中高等学校

3)任地( カサンダ県キガンダ ) JICA事務所の所在地( カンパラ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

首都カンパラから西へ約100㎞に位置する公立の中高等学校(6年制)。1985年にカトリック教会によって設立された。教員数31名、スタッフ10名、男女共学、生徒数約500名の通学生と寮生が在籍している。2000年に米国ピースコーボランティアの受入実績がある他、2017年03月に初代隊員が派遣された。2代目隊員は、サイエンスクラブの立ち上げ、卒業試験の自主学習を促進するためのテスト教材作成などに取り組んだ。2022年1月より派遣されているJICA海外協力隊員は図書室の利用促進、生徒の進路相談、ICTを利用した魅力的な授業の実施の活動に取り組んでいる。コロナ禍で長期間の休校期間はあったものの、2022年1月より学校再開している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国では、人口の増加と教育無償化に伴う生徒の増加により、教室や教員、教材が不足しており(1クラスの生徒は約60名)、 個々の生徒の理解度に配慮した授業を実施することが困難である。そのため、卒業試験で必須の基本的な定数・定量実験 の指導も十分に行えていない状況である。また当国では初等教育より授業は暗記が中心となっており、理科の基本的な概念の理解が不足しているにも関わらず、1クラスの人数が多いことから、教員は授業での指導以外に、理解度の低い生徒へのフォローアップなどはなされていない。このような状況の中で、生徒の理科科目の理解力向上及び興味促進を支援することを目的として、JICA海外協力隊の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.中等学校(中学1年から高校1年相当)の生徒に対し、同僚教員と共に、授業(化学、物理、もしくは生物)を行う。(週5~10 コマ、1コマ80分)
2.理科実験室の整備や生徒の理科科目への興味を促進するイベントやサイエンスクラブの運営を同僚教員と共に実施する。
3.ICTを活用した授業の導入と同僚教員と共に指導案を検討する。
配属先での具体的活動内容は隊員の経験をもとに配属先と協議し決定する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

電圧計、電流計、ビーカーなど基本的な実験器具、実験室

4)配属先同僚及び活動対象者

■配属先同僚:
・配属先長(男性)
・教員 約31名、うち理科科目教員6名
(教員養成校または大卒)

■活動対象者:
・日本の中高校生相当(1クラスの人数は約60名)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(指導経験)2年以上 備考:即戦力が求められている

[汎用経験]:

 ・理科実験の経験や薬品・器具の知識

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

・生活使用言語は英語、もしくは現地語であるガンダ語。現地訓練期間に語学研修を行う。
・電気は不安定で週数回程度停電の可能性があるが、ソーラーパネルの予備電源あり。水源は汲み上げ式の水源が利用可能である。学校敷地内に居住する可能性あり。