要請番号(JL54523A02)
募集終了
2代目
| ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
首相府
2)配属機関名(日本語)
ルゼラン・ワールド・フェデレーション(LWF)
NGO
3)任地( カムウェンゲ県ルワマンジャ ) JICA事務所の所在地( カンパラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
LWFは1947年にスウェーデンで設立されたキリスト教会系NGOで、ウガンダでは1979年以降、難民流入地域や紛争解決後の地域での支援活動等を行ってきた。現在は難民居住区にて周辺国から流入する難民への支援を展開しており、任地ルワマンジャでは国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の業務実施団体として、難民居住区の運営、社会サービスの提供等の居住区運営事務業務に加え、コメ振興等を通じた生計向上支援、農外就業の支援(職業訓練、ビジネス支援)などを行っている。2019年にはコミュニティ開発隊員が活動を開始し、JICAコメ振興プロジェクトの協力を得ながら稲作(陸稲)の普及・振興を中心とした活動を行った。
【要請概要】
1)要請理由・背景
難民に寛容な政策をとるウガンダ政府は、周辺国等から約150万人の難民を受け入れ、居住区の設置や土地の提供、国内移動の自由や就業の権利を認めるなど、その生活を支援している。また、難民流入が続く中、難民を受け入れている地元コミュニティへの支援も必要とされている。こうした支援には、国際機関や各国ドナー、NGO等が共に取り組んできたが、コロナ禍やウクライナ情勢等の影響により国際機関の食糧・経済支援が大きく減少する中、住民の自活に向け、生計能力の向上が極めて重要な状況となっている。こうした背景の下、新型コロナの影響により中断されていた協力隊派遣の再開が強く望まれている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先同僚と協働し、難民および受入コミュニティの人々を対象とした以下の活動を行う。
1.支援対象者の状況把握を行い、具体的な支援内容の計画・立案を支援する。
2.定期的な家庭・農場訪問を実施し、受益者への助言や必要技術の指導に協力すると共に、状況を確認して報告する。
3.受益者の多くは農業従事者であり、栽培技術、収穫後処理、マーケティング等、農業関連の支援ニーズが高い。特に、食糧自給や換金性の点で、栽培技術の紹介等、稲作支援(※)が期待されている。
※稲作の知識・技術は、ウガンダで実施中のJICA「コメ振興プロジェクト」専門家から助言を受けることができる。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務所スペース、巡回訪問用車両(同僚が同行)
4)配属先同僚及び活動対象者
■配属先同僚
・任地エリアを担当するスタッフ35名。その内、生計向上プロジェクトの中心メンバーは、男性2名、女性1名。年齢は20代~30代。農業、環境等関する学位(学士)を有し、勤務経験5年から10年程度。
■活動対象者
・難民居住区内の難民および受入コミュニティ住民
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・農林水産業および関連する加工業の知識や経験
・地域社会を対象とする活動の経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
・週に2 3回程度の断水・停電。
・任地での生活使用言語は、英語もしくはスワヒリ語、現地語の一つであるニャンコレ語。現地訓練期間に語学研修を行う。
