要請番号(JL54523A16)
募集終了
・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
リラ地域中核病院
3)任地( リラ県リラ ) JICA事務所の所在地( カンパラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ウガンダ北部リラ県に位置し、リラ県及び周辺の9県を管轄する地域の拠点病院。病床数約400床、スタッフ数は約320名、1日の患者数は約850人。JICAの無償資金協力事業「北部ウガンダ地域医療施設改善計画」の下、2021年に外来、救急、分娩室等の建設および機材の供与がなされた。配属先はJICAの技術協力プロジェクト「保健インフラマネジメントを通じた保健サービス強化フェーズ1,2」、「5S-CQIを通じた患者安全構築プロジェクト(2021‐2026年)」の対象病院となっている。JICA海外協力隊員の受入実績はないが、他病院にて協働を経験したスタッフを有するため協力隊事業に対する理解は深い。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ウガンダ保健省はJICAの支援の下、医療機関への5S-KAIZEN-TQM普及を推進しており、本病院職員に対しても5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)研修を実施してきたが、定着までには至っていない。現在は、JICAが技術協力プロジェクト「5S-CQIを通じた患者安全構築プロジェクト」により、患者安全文化の浸透を目指している。そのため、現地看護師や医療関係者と共に、業務改善や医療の質・安全性、生産性の向上に繋がるよう、病院全体のサービス向上を支援することを目的に本要請があげられた。医療機器職種の隊員も同時に要請されているため、同時期に派遣となった場合には協働することが期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
ウガンダの看護師免許への書換のため約8週間~12週間の研修(※特記事項参照)を受講した後、隊員の経験に基づき、病棟での看護業務や患者ケアを通して以下の活動を行う。
1. 配属先同僚と協働し、看護学生や新人看護師に対し、実技指導支援及び医療器材の使用に関する助言を行う。
2. 配属先同僚と協働し、看護学生や新人看護師に対し、医療事故や院内感染等の予防についての理解を促す。
3. 5Sチームの一員として、院内の5S活動を推進し、業務環境改善や臨床技術の向上のための提案や研修を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
一般的な医療器具、病院内のOA設備・事務用品等(共用)
4)配属先同僚及び活動対象者
■配属先同僚: ・院長 男性1名、事務長 男性1名、看護師長 女性1名、 病院スタッフ約320名
■活動対象(主に活動を共にする同僚)
配属された病棟看護師(主に20代~40代)、各病棟の5S推進メンバー等
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(看護師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:病院内での実務のため
[参考情報]:
・新人看護師の指導経験があることが望ましい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
約12週間、病院研修を受講し、ウガンダの看護師免許を取得予定。研修中や配属先での活動に身体の侵襲行為が含まれるが、日本の看護師業務内容や個人の経験値に基づいた医療行為範囲を検討の上で取り組む。生活では英語もしくは現地語のランギ語を使用、現地訓練期間に語学研修を行う。週に2度程度、停電や断水あり。