要請番号(JL54523B10)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
首相府
2)配属機関名(日本語)
ウィンドル・インターナショナル・ウガンダ ナチバレ職業訓練校
NGO
3)任地( イシンギロ県イシンギロ ) JICA事務所の所在地( カンパラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ウィンドル・インターナショナルは1977年にケニアで設立された国際NGOで、教育分野を対象とした活動を行っている。1996年にはウィンドル・インターナショナル・ウガンダを設立してウガンダでの活動を開始し、ウガンダ政府や国連高等弁務官事務所(UNHCR)とのパートナーシップの下、ウガンダ国内の難民居住区において、初等教育から高等教育、職業訓練まで幅広く支援を行っている。隊員の活動場所となる職業訓練校では、難民だけでなく難民を受け入れている現地コミュニティの住人も対象とした職業訓練を実施しており、農業、建築、木工、電気、自動車整備、服飾などを専攻する約300名の学生が学んでいる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
難民に寛容な政策をとるウガンダ政府は、周辺国等から約150万人の難民を受け入れ、居住区の設置や土地の提供、国内移動の自由や就業の権利を認めるなど、その生活を支援している。また、難民流入が続く中、難民を受け入れている地元コミュニティへの支援も必要とされている。こうした支援には、国際機関や各国ドナー、NGO等が共に取り組んできたが、コロナ禍やウクライナ情勢等の影響により国際機関の食糧・経済支援が大きく減少する中、住民の自活に向け、生計能力の向上が極めて重要な状況となっている。こうした背景の下、職業訓練を通じた生計能力の向上が期待されており、住民の多くが農業に携わっていること、また、食糧自給の面からも、農業指導にあたる隊員派遣が特に強く望まれている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚と協働し、以下の活動を行う。
1.栽培環境や生計向上支援の観点から、野菜栽培に関する現地のニーズを調査し、把握する。
2.校内圃場を活用し、現地に適した野菜栽培の試行や提案を行うと共に、学生に対する栽培技術の指導や同僚教員への知見の共有を行う。
3.指導内容の改善・向上に向けた提案や、指導用補助教材の考案・作成支援を行う。
4. 栽培技術に限らず、計画的な農業経営や収穫物の付加価値向上等についての助言やアイデア共有ができればなお良い。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
校内デモンストレーション圃場(約6エーカー)
4)配属先同僚及び活動対象者
■配属先同僚
・校長(男性)、農業指導教員1名(農業専攻(学士)、女性)、圃場管理・実習補助員(男性)
■活動対象者
・学生15歳~35歳(農業以外を専攻する学生も履修対象)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)農学系 備考:指導役を担うため
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・播種から収穫までの栽培経験を2作物以上
・農業実習180時間以上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
・週に2 3回程度の断水・停電。
・任地での生活使用言語は、英語もしくはスワヒリ語、現地語の一つであるニャンコレ語。現地訓練期間に語学研修を行う。