2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL54523B18)
募集終了

国名
ウガンダ
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

グル・プリズン小学校

3)任地( グル県グル ) JICA事務所の所在地( カンパラ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 6.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1986年に創立された7年制の公立小学校。全校児童数約520名、教員数20名(うち特別支援教育担当教員3名)。各学年1クラス(約70人)のみ。授業は英語で実施されているが、低学年児童の英語の理解力は高くなく、現地語を交えた授業が行われる場面もある。本小学校は、知的障害や重複障害のある児童を受け入れており、現在、障害のある児童12名(8歳~16歳)が在籍している。特別支援学級教室を構えてはいるが、障害特性に合わせた教育を行うには至っていない。体育や図工などは一般の児童とともにアクティビティに参加することもあり、障害のある児童と障害のない児童が共に学ぶ環境づくりを目指している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国では1997年より小学校教育が無償化され、急速に就学率が向上したが、児童数増加のため、教育の質の低下が課題である。一般の小学校では体育科、図工科、音楽科が重点強化に位置づけられているが、殆どの教員が複数の教科を兼任しており、指導方法が確立されていない。本小学校は障害のある児童と障害のない児童の両方が在籍しているが、障害を持つ子どもの教育については、指導経験のある教員が少なく、障害特性に合わせた指導は出来ていない。そのため、障害を持つ子どもに対して体育、図工、音楽などの情操教育を指導するJICA海外協力隊員が要請された。協力隊員の受入経験はないが、過去に米国平和部隊を受入れ実績がある。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.隊員の得意な分野を生かして、障害のある児童の特性に合わせて、体育、図工、音楽を指導する。
2.同僚教員と協働し、現地にある材料を使用し、障害特性に合わせた教材や教具の作成を支援する。
3.障害のある児童と障害のない児童が共に学ぶことのできる環境づくりを支援する。(図書室の有効活用、イベントの実施など)
4.そのほか、全校生徒に対して日本文化紹介等を実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

黒板、チョークなどの一般教具、グラウンド、ボール、図書室兼プレイルーム(本、玩具)、図画工作用具

4)配属先同僚及び活動対象者

■配属先同僚:
・ 校長(50代、男性)
・ 同僚 約20名(20-40代、うち特別支援教育担当は3名、女性)
■活動対象者:
・主に知的・重複障害のある子ども12名(8歳~16歳)
・その他同校に在籍する小学生(約500名)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(教諭免許(校種・教科不問))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[汎用経験]:

 ・障害者を対象とした活動経験

 ・特別支援学級での活動経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

任地での生活使用言語は、英語もしくは現地語の一つであるルオ語。現地訓練期間に語学研修を行う。
不定期だが、週に2度程度、停電や断水がある。
配属先の名称は、同校の所在地である「プリズン地区」に由来している。