2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL54523B27)
募集終了

国名
ウガンダ
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

地方自治省

2)配属機関名(日本語)

イテック・オキレ稲作多目的協同組合
NGO

3)任地( リラ県アボレット ) JICA事務所の所在地( カンパラ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 6.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、2001年に30の稲作農家が中心となって設立された協同組合で、栽培技術の向上や農機具の適切な管理等を通じて作物品質や生産性の向上を図り、農家の収入向上を達成することを目指している。ウガンダ北部地域における内戦時に地域の稲作栽培は一旦荒廃したが、その後、世界銀行や米国による財政支援や、JICAの技術協力プロジェクト「コメ振興プロジェクト」による技術支援等を受けながら、ウガンダ政府から移管された灌漑施設を中心とした1,800エーカーの地域において、1,500の農家をメンバーとして活動するまでに至っている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

2008年の東京アフリカ開発会議で掲げられた、2018年までのサブサハラアフリカにおけるコメ生産量の倍増目標は達成されたものの、域内のコメ需要は今後も増加することが見込まれており、JICAは2030年までに生産量を更に倍増させる目標の達成に協力している。JICA海外協力隊事業においても、長年にわたり多くの隊員がウガンダ各地で稲作振興に尽力し、生産量の増加や農家の収入向上に貢献してきた。中でもコミュニティ開発隊員は稲作技術普及の中心的な役割を担っており、JICA技術協力プロジェクト専門家の助言を得ながら、農家に対する適正技術の伝達や環境に合った品種の紹介等を行ってきた。本件配属先においても、こうした草の根での協力が求められており、隊員派遣が要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先同僚と協議・協力しながら、以下の活動を展開する。
1.距離等の地理的条件や栽培の状況などを踏まえて支援対象地域・農家の絞り込みを行い、支援計画を検討する。
2.農場での実践や配属先でのワークショップ等を通じて、農家に対し適正な稲作技術に関する情報を提供し、生産性の向上を支援する (※)。
3.市場動向を意識した栽培計画や適性な帳簿管理、在庫管理のアイデアなど、農家経営の向上に関する提案を行う。
4.機材や資金の管理、運営計画の立案・実施など、協同組合の効率的な運営に向けた助言を可能な範囲で行う。
※稲作の知識・技術は、ウガンダで実施中のJICA「コメ振興プロジェクト」専門家から助言を受けることができる。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

特になし

4)配属先同僚及び活動対象者

■配属先同僚:
・マネージャー(男性)
・マーケティング担当者、経理担当者等(30代男女)
■活動対象者:
・配属先農業普及員
・稲作農家

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:地域事情

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[汎用経験]:

 ・農林水産業および関連する加工業の知識や経験

 ・地域社会を対象とする活動の経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

・週に2 3回程度の断水・停電。
・任地での生活使用言語は、英語もしくは現地語の一つであるランギ語。現地訓練期間に語学研修を行う。