要請番号(JL54523B28)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
首相府
2)配属機関名(日本語)
メディカル・ティームズ・インターナショナル(MTI)
NGO
3)任地( カムウェンゲ県ルワマンジャ ) JICA事務所の所在地( カンパラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
MTIは保健医療分野の国際NGOで、ウガンダでは2009年以来、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のパートナー団体として難民や難民受け入れコミュニティの人々を支えている。任地ルワマンジャでは6か所の医療拠点を運営し、医師、看護師、栄養士、臨床検査技師などを含む約140名のスタッフが、外来および入院患者への医療サービスの提供、各種検査の実施、栄養改善、コミュニティヘルスの強化、感染症対策等、幅広く活動している。かつてJICA海外協力隊看護師隊員1名が派遣されたが、赴任後間もなくコロナ禍による帰国を余儀なくされた。同任地の別のNGOで生計向上活動を行うコミュニティ開発隊員の派遣予定がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
難民に寛容な政策をとるウガンダ政府は、周辺国等から約150万人の難民を受け入れ、居住区の設置や土地の提供、国内移動の自由や就業の権利を認めるなど、その生活を支援している。また、難民流入が続く中、難民を受け入れている地元コミュニティへの支援も必要とされている。難民、地元住人を問わず、任地で暮らす人々の多くは農業に従事しているが、援助機関の支援に頼る部分も多く、食糧事情に大きな課題がある。また、出産件数が非常に多く、過酷な状況で暮らす妊婦には低出生体重児も多いなど、栄養管理が必要とされており、協力隊員による支援が求められている。農業支援を念頭に住民の生計向上に取り組む隊員の派遣も計画されており、状況に応じて、隊員同士の協力が行われることも期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚と協働し、配属先が難民および受入コミュニティの人々を対象として実施している以下の活動を支援する。
1.外来および入院患者、またその家族に対して、食生活や栄養摂取に関する正しい知識を伝える。
2.妊婦や乳幼児の母親を対象とした栄養改善指導を行う。
3.同僚チームと共に地域巡回・家庭訪問を行い、患者や家族に対するモニタリングや助言等、フォローアップを行う。
4.地域での啓発活動等を実施している住民グループのメンバーに対し、食生活や栄養に関する知識を伝え、その能力向上を後押しする。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
体重計、身長計等の計測機器、巡回訪問用車両(同僚が同行)
4)配属先同僚及び活動対象者
■配属先同僚
・チームリーダー:医師(男性)
・栄養士5名:勤務経験3年~10年程度の男女
■活動対象者
・難民居住区内の難民および受入コミュニティ住民(担当エリア内人口約13万人、その内難民は約9万人で8割が女性や子ども)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(栄養士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づいた助言が必要
[参考情報]:
・母子保健又は病院勤務経験者が望ましい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
・週に2 3回程度の断水・停電。
・任地での生活使用言語は、英語もしくはスワヒリ語、現地語の一つであるニャンコレ語。現地訓練期間に語学研修を行う。