要請番号(JL54524A06)
募集終了



・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
アルア・ラゲム職業訓練校
3)任地( アルア県アルア ) JICA事務所の所在地( カンパラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 8.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1990年設立の公立の職業訓練校。自動車、電気、電子機器、溶接、配管、建築、服飾、木工等の8学科がある。前期中等教育修了者(日本の中学校卒業程度)対象の基礎コース(2年、資格取得)と青年育成を目的とした短期コース(1か月~1年)がある。基礎コースには約400名、短期コースには約100名が在籍している。教員数35名。韓国政府による各種指導教具・教材供与の実績がある。JICAが実施した教員研修への参加経験者や、別の職業訓練校で過去にJICA海外協力隊と同僚であった教員がいる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ウガンダでは車両の9割が日本からの中古車のため、日本車の整備技術を有する人材が強く求められている。特に、EFI (電子制御燃料噴射)、電子制御トランスミッション、及びABS (アンチロックブレーキ)等について、故障診断、修理が出来る人材のニーズは非常に高い。理論の授業に関しては、現地教員が行えるが、実習を通じた質の高い整備技術を指導できる人材が求められており、JICA海外協力隊が要請された。また、同校では5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)活動にも力を入れおり、同活動への協力も期待されている。県内に居住する難民(南スーダン等)や青年失業層を対象とした短期コースも行っている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1. 自動車科の教員をサポートし、学生への実習及び(可能であれば)座学を行う。
2. 自動車科の教員と学生に対し、EFI、ECT、ABSの故障診断の概念や実技について指導する。
3. 配属先全体の5S活動に主体的に参加し、学校内の5S活動の推進・定着を支援する。また学生に対しても5Sの指導を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
実習車(ヒュンダイ:Avante, WGT)、カットモデル(マニュアルトランスミッション等)、組立実習用エンジン、シミュレーター(電気配線、コモンレール式ディーゼルエンジン等)、整備用工具等全て韓国製
4)配属先同僚及び活動対象者
■配属先同僚:
・ 自動車科専任教員4名(男性40-60歳代)
■活動対象者:
自動車科学生(日本の中学校卒業程度)
基礎コース30名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士以上)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実践的な内容の指導が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
同校では電気科でも隊員の要請があるため、同時期にJICA海外協力隊が派遣される場合もある。
同校敷地内にある教員住宅に居住予定。週に2回程度の停電。
任地での生活使用言語は、英語もしくは現地語の一つであるアルール語。現地訓練期間に語学研修を行う。