2022年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL54822A09)
募集終了

国名
タンザニア
職種コード 職種
G101 青少年活動
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/1 ・2023/2 ・2023/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

大統領府 地方自治庁

2)配属機関名(日本語)

ムクランガ県庁中等教育課

3)任地( プワニ州ムクランガ県 ) JICA事務所の所在地( ダルエスサラーム市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同課は県内の25の中等学校を管轄し、学校教育、教育人事、校舎の管理などを行っており、日本の都道府県教育委員会の役割を担っている。また、初等教育課は同様に県内の小学校114校を管轄している。同課ではベルギーの支援により保健教育を開始して以来、JICAボランティアの協力もあり、保健教育を継続的に進めている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

タンザニアでは小中学校で途中退学する生徒がまだ多く、理由の一つに女子生徒の若年妊娠があげられる。2020年には全国で5300人以上の女子中学生が妊娠を理由に学校を去っている。2020年時点で、ムクランガ県は中等学校が公立25校、私立13校あり、同様の課題を抱えている。またHIVエイズに感染するケースも多い。配属先では若年妊娠や性感染症の予防教育、保健室の設置など積極的に推進している。これまでのボランティアは、同僚と学校を巡回して生徒の状況把握や健康教育の推進、保健担当教員へのトレーニングを行ってきた。また、同課の課長は日本で研修に参加した経験があり、日本の制度への関心も高い。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同僚と協力したり支援を受けて以下の活動を行います。
1.中等学校を巡回し若年妊娠、HIV/AIDSを含む性感染症などの内容を中心とした保健教育を行う。
2.1の内容以外にも栄養や運動などについて授業を行い、生徒の健康への意識を高める。
3.生徒のヘルスチェックの実施などを通じて生徒の健康状態を把握する。(栄養状態、視聴覚の状態、妊娠件数の把握など)
4.学校にいる保健担当教員の支援や必要に応じて生徒の相談を受ける。
5.役所内の関係者との情報交換を行う。


3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

特になし

4)配属先同僚及び活動対象者

中等学校教育課課長:50代、修士
学校教育課オフィサー:2名(50代と40代、共に修士)
学校教育課統計事業担当:2名(50代と40代、共に学士)
対象中等学校:公立中等学校10校(今後活動校を増やしていくことは可能)
保健担当の中等学校教員

5)活動使用言語

スワヒリ語

6)生活使用言語

スワヒリ語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(養護教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:活動上必要

[汎用経験]:

 ・青少年を対象とした活動経験

 ・衛生啓発や健康管理の知識や経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

タンザニア赴任後の研修でスワヒリ語を学習する予定。