要請番号(JL54823A05)
募集終了
| ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
大統領府 地方自治庁
2)配属機関名(日本語)
チャリンゼ県庁保健課
3)任地( プワニ州チャリンゼ県 ) JICA事務所の所在地( ダルエスサラーム市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はチャリンゼ県全体の保健衛生活動を管轄している。県内には公立の病院、診療所が全部で6つあり、軍病院、私立病院がそれぞれ1つずつあるが、すべて配属先の管轄下である。チャリンゼ県は15の郡に分かれており各郡事務所には保健コーディネーターが各1名配置されいる。住民の栄養面での課題についてもこのコーディネーターが担当となり住民と近い距離で取り組みを行っている。また、栄養向上の課題解決のために農業コーディネーターとも協力して野菜を育てる指導なども行っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
タンザニアでは栄養バランスを考えた食事について人々の意識が高まっているが、チャリンゼ県においても栄養不足の人々の割合が多い一方、栄養過多による健康問題を抱える層もおり二極化している。政府もこのような課題を重視しており、各行政区に栄養士を配置をするようになった。タンザニアでは病院食の提供サービスはないことが一般的なため、栄養士による看護師や患者とその家族への栄養指導が重要となる。また、病気予防の観点から地域住民の栄養に関する意識を高めることも重要である。しかし栄養士は比較的新しい職種で専門的に学ぶことの出来る大学等も少なく、経験豊富な人材が限られる。そのためJICA海外協力隊の要請があった。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
同僚と協力しながら以下の活動を行う。
1.県内病院・診療所を巡回し、看護師への教育や患者への指導。
2.郡事務所の保健あるいは農業コーディネーターと連携して住民への栄養教室の開催や指導。
3.郡事務所の教育コーディネーターや保健教員と連携して学校での教育活動。
4.地元食材を使った栄養バランスのとれたメニューや調理法などの考案や普及。
5.その他、配属先の要望や状況に応じた活動。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・県庁保健課:課長(医師、男性)、栄養士1名(学士、女性)
・各郡事務所:保健コーディネーターおよびその他の課のコーディネーター
活動対象者:病院看護師、患者やその家族、地域住民、学生等
5)活動使用言語
スワヒリ語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(栄養士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:活動に必要
[汎用経験]:
・ファシリテーション経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
タンザニアの赴任後の研修でスワヒリ語を学習する予定。




