【配属機関概要】

3）任地（ キリマンジャロ州アリューシャ市 ） JICA事務所の所在地（ ダルエスサラーム市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 10.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

中小企業開発公社(SIDO:Small Industries Development Organization)は中小企業支援を目的に1978年に設立された公的機関であり、起業家や個人経営者に向けた技術支援や情報・施設の提供、各種トレーニングコースの実施等を行っている。配属先であるアリューシャ地域事務所は、タンザニア国内にある26ヶ所ある事業所の1つであり、所長を含め15人の職員が在籍しており、アリューシャ地域の中小企業支援業務を担っている。また、配属先敷地内にレンタルスペースがあり、40社以上の中小企業が入っている。

【要請概要】

1）要請理由・背景

配属先(SIDO)は地域内の中小企業の振興が主な業務であるが、各企業にSIDOの役割が十分理解されていない状況である。また、地域内の中小企業が800を超えていることもあり、各企業とのコミュニケーションが取れていないことも課題となっている。各中小企業に向けた情報発信、情報共有、関係強化によって、より効果的な中小企業支援が可能となるが、ノウハウを持った人材がいないことから、今般、JICA海外協力隊が要請された。ソーシャルメディア等を活用した情報発信、広報、パンフレットの改訂等の活動が期待されている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先同僚と協力して、以下の活動を行う。
1.配属先の業務内容、管轄する中小企業の状況(業種、数等)把握。
2.SIDOへの各企業からのアクセスシステムの検討、アイディア提供(ワンストップサービス、相談窓口の設置等)。
3.ソーシャルメディア等を活用した広報、情報共有の検討、立ち上げ。
4.パンフレット等の広報ツールの作成、既存のものの改訂。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

パソコン、インターネット、プリンター、プロジェクター、執務環境(机、椅子等)

4）配属先同僚及び活動対象者

事務所長:男性、40代
配属先同僚:5名 経営管理、経済、食品技術、技術研修(2名)の各担当者、30代～50代

活動対象者
配属先同僚、管轄内中小企業、個人経営者、および起業家

【資格条件等】

[参考情報]：

　・民間企業での勤務経験3年以上

【地域概況】

【特記事項】

タンザニアの赴任後の研修でスワヒリ語を学習する予定。