【配属機関概要】

3）任地（ プワニ州バガモヨ県 ） JICA事務所の所在地（ ダルエスサラーム市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 2.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

男女共学の公立の中等学校で、日本の中学校2年生から高校2年生に相当するOレベル(1年生～4年生)を設置している。図書室、理科実験室があり、校舎も新しく建設中で学習環境が整っており、建設中の3教室が完成すると教室の数は25となる予定。生徒数は1115人で1クラスあたりの生徒数は50名程度。生物実験室があり、その他の実験室も準備中の状況で、理系科目に力を入れようとしているものの、国家試験の結果としては比較的文科系科目が得意な生徒が多いとされている。

【要請概要】

1）要請理由・背景

タンザニアの中等学校では理数科目の学習に苦手意識を持つ生徒が多く、他教科と比べて学力が低い傾向がみられる。その背景として、慢性的な理数科目教員不足、教師中心の授業スタイル、教具・教材の不足等の事情がある。同中等学校の状況もそれに近く、特に物理科目について強化が必要である。そのため、JICA海外協力隊の協力を得て物理の学習を促進したいという考えにより要請に至った。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

同僚と協力して次の業務を行う。
1.1年生から4年生の物理の授業を担当。
2.必要に応じてテスト作成および採点。
3.その他、課外活動等も含め、配属先の要望や状況に応じた活動。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、チョーク、実験室、その他

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:教員51人(女性28、男性23)(物理教員は内2名、教員経験はそれぞれ1年および12年)

活動対象者:生徒1115人(3､4年生は物理選択者のみ)

【資格条件等】

[汎用経験]：

　・理科実験の経験や薬品・器具の知識

【地域概況】

【特記事項】

タンザニアの赴任後の研修でスワヒリ語を学習する予定。