2023年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL55123A16)
募集終了

国名
ザンビア
職種コード 職種
G158 理科教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

チワラボーイズSTEM中等学校

3)任地( コッパーベルト州ンドラ郡チワラ ) JICA事務所の所在地( ルサカ州ルサカ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

コッパーベルト州ンドラの市街地より約10km離れた郊外に位置する、全寮制の公立の中等学校で8~12年生(日本の中学校2年生~高校3年生に相当)の生徒約1,400名が在籍している。配属先年間予算は約2700万円である。同校は産業人材の育成、科学技術開発の競争力向上を目指し、科学、技術、工学及び数学教育を充実させるためSTEM(Science, Technology, Engineering, and Mathematics)校として教育省に指定されており、進級にかかる国家試験によって選抜された優秀な生徒が集まる学校である。イモ類からデンプンを生成し、さらにエタノールを抽出しハンドサニタイザーを実験で作るなど、学校で学ぶ理論の実用化にも力を入れている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同校はSTEM校として教育省に指定されており、科学、技術、工学及び 数学に力を入れているものの、理数科教員が不足している。特に高学年で化学、物理を教えられる人材が期待されている。また、同国では理数科教育の質向上、生徒の学力向上を目指しているが、理論偏重の傾向があり、生徒の主体性や考える力を育てるために、実験や副教材を活用した生徒の理解を促す教授法の実践が期待されている。生徒の学力向上および教員の授業力向上、同僚と教授法や授業計画の改善を共に実施するために隊員が要請された。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

8~12年生(日本の中学校2年生~高校3年生)の生徒及び配属先同僚を対象に以下に取り組む。
1.理科科目(主に物理)の授業(週12~18コマ程度、対象学年や科目、分量は赴任時の教員配置状況、隊員の得意分野などを踏まえて決定する。)
2.身近な材料を利用した副教材や実験道具の作成・利用による教材研究の手法や実例紹介
3.理論の実用化、生活に結び付いた実験等のアイデアの助言
4.他の教育分野隊員と協働したワークショップ等の実施
5.近隣初等学校における算数能力向上のための支援

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

特になし

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
・58名(20~50代男女)、主に8~12年生の理科の教員14名(物理2名)と関わる

活動対象者:
・生徒約100~200名(8~12年生の生徒)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:教員として指導するため

[経験]:(実務経験)10年以上 備考:同僚への指導も含まれるため

[汎用経験]:

 ・理科実験の経験や薬品・器具の知識

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

赴任後、現地語学訓練(ベンバ語)を行う予定である。