要請番号(JL55123A22)
募集終了
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
水産・畜産省
2)配属機関名(日本語)
シンダ郡家畜事務所
3)任地( 東部州シンダ郡シンダ ) JICA事務所の所在地( ルサカ州ルサカ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
シンダ郡家畜事務所は、水産・畜産省下で食料と栄養の安全保障を確保し、雇用創出に貢献することで、利益と国内総生産への貢献を最大化する持続可能で多様性のある漁業・畜産業の発展を促進・支援することが求められている。そのため、生産性の向上および改善を通じて、養殖業者への技術指導を行っている。主に、養殖池を作るための用地選定、養殖池の建設・管理に関する研修、養殖場でのデモ、飼料の配合等を行っている。年間予算は約67万円。Bream(コイ科の淡水魚)、Nile Tilapia(ティラピア)の養殖を中心に行っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ザンビアは南部アフリカ地域の水資源の40%を保有していることから、水の確保という点においては高いポテンシャルを有するものの、水産養殖業に関してはまだまだ発展途上にある。シンダ郡での水産養殖を強化するため、また知識・技術・経験に関するギャップを埋めるため、本案件の要請に至った。水産養殖の強化は結果として、養殖魚の生産性を高め、より多くの収入を得ることに繋がる。また、2030年までに社会経済の発展、食料・栄養の安全保障、所得の増加を促進する効率的な漁業・畜産業を有する国家となるための一助となることも期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚とともに対象となる養殖業者を巡回・訪問しながら、以下の活動に取り組む。
1.屋内外の孵化場での魚の養殖
2.養殖生産のデモの実施
3.魚の成長速度を促すための飼料の処方および給仕方法に関する研究
4.孵化場の定期的な管理及び円滑な運営
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
養殖池、収穫網、半屋内孵化場
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・養殖部門:40代男性1名、30代女性1名
・家畜部門:30~50代の男女10名
活動対象者:
・地区の養殖業者約130名、政府の養殖場スタッフ2名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)農学系 備考:技術指導のため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:技術指導のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・2023年春募集にて、獣医・衛生隊員も要請している。
・赴任後、現地語学訓練(ニャンジャ語)を行う予定である。