2023年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL55123Ac3)
募集終了

国名
ザンビア
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

フランボヤン特殊学校

3)任地( 南部州マザブカ郡マザブカ ) JICA事務所の所在地( ルサカ州ルサカ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

南部州マザブカ郡の中心地より約6km南に位置する特別支援学校で、特別支援教育課程を卒業した17名の教員が聴覚もしくは知的障害のある児童、生徒約180名に学習や生活の指導をしている。16歳以上の知的障害者クラスでは、卒業後の自立した生計をめざすべく家庭科、美術、農業を授業に取り入れ、授業で収穫した農産物や鶏卵を販売して得た収益を児童、生徒の活動資金として運用するなど、障害児者の将来設計を重視した取組みを行っている。年間予算は約107万円で、国内のBrothers of Charityという団体から多少の支援を受けている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同校の教員は17名全員が特別支援の教職資格を保有し、障害のレベルに応じた学習指導を心がけている。知的障害のクラスでは、学習期間や到達度によってレベル1(初級)から3(上級)に分けて授業を行う。また、卒業後に自立した生活を送れるよう料理、ビーズ手芸や裁縫、美術、農業などをカリキュラムに取入れている。聴覚障害のクラスでは、就学前学級から9年生(日本の幼稚園年長から中学3年生)において、普通学級と同じカリキュラムで授業を行う取組みが行われている。JICA海外協力隊員には、日本での特別支援教育での指導経験を活かし、子供の個性に合わせた学習指導及び卒業後の自立に向けた生活指導を期待して要請があがった。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

同僚と協力して、以下のことに取り組む。
1. 障害のレベルや子供の能力に合わせた学習指導
2. 卒業後の自立した生計のための生活指導
3. 学習目標の達成や習得のための学習計画作成・実施・評価に係る同僚への助言

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、家庭科および芸術科用実習室、作業台、裁縫道具、ミシン(5台)、絵筆、絵具など

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
・校長 1名(男性50代)、副校長 1名(女性40代)、教員 15名(男性 2名、女性 13名、20~50代)

活動対象者:
・3年生から9年生までの聴覚障害学習者
・レベル2、3の知的障害学習者

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(特別支援学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚が大卒レベルであるため

[経験]:(教員経験)2年以上 備考:実際に指導を行うため

[汎用経験]:

 ・障害者を対象とした活動経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

赴任後、現地語学訓練(トンガ語)を行う予定である。
当校ではイギリス手話が主に使用されている。
対象の学級や日常生活支援プログラムの内容については、隊員の経験に基づき赴任後に配属先と決定する。