2023年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL55123Ac6)
募集終了

国名
ザンビア
職種コード 職種
A241 コンピュータ技術
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

副大統領府

2)配属機関名(日本語)

副大統領府再定住局

3)任地( ルサカ州ルサカ市 ) JICA事務所の所在地( ルサカ州ルサカ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ザンビアは独立以来、内紛等の理由で近隣諸国から逃れてきた多くの難民を受け入れている。政府は、ザンビアへの定住を希望した難民に対して、法的な滞在許可と住居、農業用地を提供するなど、現地統合のための支援を継続している。再定住局(DoR)はザンビア全10州に96ある定住地区のうち、メヘバ(北西部州)及びマユクワユクワ(西部州)において、ザンビアへ定住した人々(元難民と称される)への土地分配、農地開発、生計向上支援などを行っており、自立した生計による元難民の現地統合及びその周辺地域のザンビア市民との経済活動の活性化を推進している。年間予算は約3,190万円。

【要請概要】

1)要請理由・背景

DoRでは国内の再定住事業に関する情報を管理しつつ、地理空間データベースの開発に取り組んでいる。しかしながら、再定住事業で利用可能なサービスやインフラ整備に対応しきれておらず、元難民(ザンビア定住を決めた人々)への入居通知書の即時発行ができないなどサービスの低下を招いている。さらに、近年では国土全体の再定住出資計画策定を目的とする土地の有効活用について検討を行なっており、隊員には地理情報システムの構築と適正管理が求められている。現在、DoRを実施機関としてJICA技術協力プロジェクト「元難民の現地統合支援プロジェクト」が実施されている(2020年2月~2024年2月)。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先同僚とともに、以下の活動に取り組む。
1. DoRが実施している地理空間データの編集やデータベース作成の支援
2. 適切なデータ収集・分析・解析・管理法の確立
3. 配属先同僚及び再定住地区のスタッフに対するデータベース利用に関するワークショップの実施
4. 再定住地区における元難民の登録及び入居通知書発行の補助及びシステム化

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務室(机、椅子)、プリンター、GISはQGIS(オープンソース)を利用

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
・局長(男性)、局長補佐(男性、40代)、上席執行役 1名、主任専門官 3名(男性 1名、女性 2名)、他 7名

活動対象者:
・配属先同僚
・定住化計画対象地域のスタッフ及び住民

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)工学 備考:同僚が大卒レベルであるため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実際にシステム開発を行なうため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

GRID3やOSMなどを使用した空間データの収集・分析・解析・管理に関する経験が望ましい。
赴任後、現地語学訓練(ニャンジャ語)を行う予定である。
元難民の現地統合支援プロジェクト:https://www.jica.go.jp/oda/project/1802063/index.html