要請番号(JL55124A17)
募集終了

・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
カピリ地域ヘルスセンター
3)任地( 中央州カピリムポシ郡カピリムポシ ) JICA事務所の所在地( ルサカ州ルサカ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
カピリ地域ヘルスセンターは中央州(人口約225.2万人)カピリムポシ郡(人口約37.1万人)に位置する。カピリムポシ郡にはザンビア-タンザニア間を結ぶタザラ鉄道の始発・終着駅があり、人の出入りが多い街である。同ヘルスセンターは郡に37ある医療施設の中の1つで、年間予算は約40万円。100名のスタッフと多数のコミュニティボランティアで対象コミュニティに住む約14,000人の住民にHIV/AIDSや結核等感染症の予防や母子保健等のサービス等を提供している。対象地域内で問題となっているHIV/AIDSや結核などの感染症への対応として、コミュニティボランティアを中心にコミュニティへの訪問支援を実施している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
カピリムポシ郡はタザラ鉄道の始発・終着駅がある事に加え、トラックの中継地点としても有名で、タンザニアやコンゴからのビジネストラック等が行き交う街である。その際、内外の人が接触する影響で、HIV/AIDSや結核等の感染症の発生率が高く地域の問題となっている。しかし、治療が必要な患者数に対して慢性的な人員不足が発生しており、感染症予防や治療が充分に行われていない。こうした状況の中で同僚やコミュニティボランティアと共に各対策を進めるべく本案件が要請された。同僚やコミュニティボランティアとデータ収集・分析等を行い、公衆衛生の観点から感染症の予防やHIV/AIDSや結核などの感染率やの改善に寄与する事が求められている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先の同僚等と共に、以下の中から優先順位をつけて活動を行う。
1.感染症等に関するデータ収集・分析および共有
2.手洗い等公衆衛生に関するプロモーション活動
3.HIV/AIDSの感染者に対するアンチレトロウイルスセラピー(ART)の実施
4.コミュニティへの訪問看護のサポート
5.母子保健サービスに関するサポート
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務用机、椅子等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・クリニックオフィサー1名(30代女性)、生物医学技師1名(30代男性)、環境衛生士2名(30代男性、30代女性)
主な活動対象者:
・病院勤務スタッフ約100名、地域住民約14,000人
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(看護師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく指導が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
赴任後、現地語学訓練(ベンバ語)を行う予定である。
物理的に閉鎖的なコミュニティ内での活動や生活となる為、自身でストレスをコントロールする自己管理能力やコミュニケーション能力が求められる。