要請番号(JL55124B10)
募集終了



2代目
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
技術科学省
2)配属機関名(日本語)
ルアンシャ職業訓練校
3)任地( コッパーベルト州ルアンシャ郡 ) JICA事務所の所在地( ルサカ州ルサカ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 7.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1958年に設立された国立の職業訓練校で、エンジニアリング、建築、教育およびビジネスの分野で計約1,000名の学生が在籍する。自動車整備科のあるエンジニアリング部門には約380名の学生が自動車整備及び修理の技術力を高めるため、座学、実習に励んでいる。学生は、1~3年の様々なコースの中から修得したい資格に合わせてコースを選択できる。同校には過去に6名のJICA海外協力隊(自動車整備2名、電子機器4名)が派遣され、直近においては自動車整備の隊員が、2020年3月まで派遣され実習を担当した。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ザンビアでは日本からの輸入中古車が数多く市場に出回っている。近年は比較的製造年の新しい車両も輸入されているが、進化する車両の修理やメンテナンスを行える人材が不足している。また、同校の実習内容及び、指導講師の技術もその進化に追い付いていない状態であったため、前任者は主に学生に対し故障診断や修理技術等の実習中心の指導を行った。近年の車両および大型特殊自動車の修理やメンテナンスにも対応できる実習と理論、また、職業訓練校の現場における実務経験不足を補い、技術を定着させることを目的としてJICA海外協力隊が要請された。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1.自動車科の学生に対して、故障診断や修理などに関する講義および実習指導する。
2.同僚講師に対して、近年の車両及び大型特殊自動車に関する整備や構造についての助言、技術支援をする。
3.自動車科が実習で使用する機器の保守管理を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
可動エンジン(日産A14型、トヨタ4Y、ベンツ(ディーゼル))、トランスミッションカットモデル、教材車(非可動/ランドローバー110、トヨタハイラックス)、エアーコンプレッサー、整備工具一式等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・自動車科主任 50代/男性
・配属先教員65名、同僚講師 5名/20~50代/男性
活動対象者:
・自動車科の学生 約450名、高卒者(18~30歳程度/男女)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士以上)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:教員として指導するため
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:同僚に対して技術指導を行うため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・赴任後、現地語学訓練(ベンバ語)を行う予定である。
・2017年度4次隊で自動車整備隊員が活動していた。