2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL55125B15)

国名
ザンビア
職種コード 職種
G236 家政・生活改善
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農業省

2)配属機関名(日本語)

シンダ郡農業事務所

3)任地( 東部州シンダ郡 ) JICA事務所の所在地( ルサカ州ルサカ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 7.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

シンダ郡農業事務所は郡内の農業生産性の向上や小規模農家の収入向上のため、対象農家を巡回・訪問しながら支援を行っている。また農業省のもと、農業市場の発展、食料安全保障、農業研究、灌漑開発、農業改良普及など、さまざまな事業に取り組んでいる。地域住民の多くが農家であり、対象農家は20万人以上である。年間予算は約300万円。シンダ郡で栽培している作物は、大豆、メイズ、落花生、キャッサバ、サツマイモの他、グァバやレモン、マンゴー等の果物もある。2018年度4次隊でコミュニティ開発隊員、2024年度2次隊で果樹栽培隊員が派遣されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

シンダ郡で栽培された農作物の多くは加工せずそのまま市場で販売されるため腐ってしまうことも多く、郡農業事務所では、食料廃棄が問題であると考えている。また、季節ごとに収穫できる作物に偏りがあるため、地域の人々の栄養バランスを保つことも難しい状態である。これらの問題を解決するために、地域の農民に対し、食品の長期保存や加工も踏まえた栄養改善指導を実施したり、栄養改善技術を実践する農民を増加させることを期待して本案件の要請に至った。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

地域の農家を対象に巡回・訪問をしながら農民の生活改善に資する活動を行う。
1.地域の農民に向けて、食品加工や保存利用に関する研修またはワークショップの実施する。
2.家庭内における栄養改善指導の支援する。
3.郡農業局スタッフの能力向上を支援する。
4.対象地域でのフードロス削減に向けた取り組みを行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務所内の机、椅子

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
・20代~50代の男女44名

活動対象者:
・地域の農家20万人(そのうちモデル対象となる地区を選定して活動を予定)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(短大卒)農学系 備考:同僚の学歴を鑑みて必要

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:技術指導のため

[参考情報]:

 ・食品加工に関する技術や知識(なるべく)

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

赴任後、現地語学訓練(ニャンジャ語)を行う予定である。